ヨーロッパのサッカー名門クラブインテルナツィオナーレ・ミラノを8年間経営した中国の蘇寧グループが、債務不履行により撤退し、アメリカのオークツリーキャピタルがインテルの経営を引き継ぐことになった。蘇寧を含む中国企業が続いてヨーロッパのサッカークラブを手放すことが、中国経済の停滞を反映していると言われている。

 

5月22日には、アメリカの資産管理大手オークツリーキャピタルが、蘇寧グループからインテルミラノの株式を債権者として引き継ぐことを公表した。これは、蘇寧が期限までに3億7500万ユーロ(約636億3768万円)の借金と利息を支払うことができなかったためで、このローンの保証はインテルミラノの株式であった。

 

蘇寧がインテルミラノを手放したことは、中国の資本がヨーロッパのサッカー界から撤退している流れの一部である。

 

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