失業者があふれ、大学新卒者もほとんど就職できず、中国経済の惨状は現在も続いている。人々は、財布のひもを締め、この困難な時期を、なんとか乗り越えようとしているのだ。

 

今年のメーデー連休(5月1日~5日)は、昨年の「建国記念日」をまたぐスーパー・ゴールデンウイーク(9/29~10/6)の時と同じく、あまり費用をかけない「貧乏旅行」をする人が目立った。そして、1人当りの旅行消費額は過去最低記録を更新した。

 

今の中国国内消費低迷と内需の停滞は、一貫して「水増し」や「虚偽宣伝」を得意とする中国の公式データからでも読み解くことができる。

 

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