ある人が劉備に諸葛亮を推薦しました。彼が稀代の天才だというのです。そこで劉備は、関羽と張飛を連れて隆中の諸葛亮に会いに行きました。ところが、諸葛亮はあいにく不在で、どこに行ったのか、いつ戻るのか、わかりませんでした。劉備は非常に残念でしたが、しかたなく引き返すことにしました。

 

数日後、劉備は再び隆中に行こうとします。すると、張飛が「人をやってやつを呼んでくればいいじゃありませんか」と言い、劉備はそれを叱りました。三人が道の半ばまで行った時、大雪が降ってきました。張飛がまた、「天気が冷え込んで地面も凍っています。引き返しませんか」と言いましたが、劉備はとり合いませんでした。

 

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