米国のトランプ前政権で対中政策の実務を取り仕切ったマット・ポッティンジャー元大統領副補佐官(国家安全保障担当)は29日、米国の対中戦略は中国共産党員による「体制崩壊」を招く可能性があると述べた。

 

ポッティンジャー氏はCNNのインタビューで、中国共産党の党員たちは、習近平が舵取りをしている方向性を「非常に懸念している」と指摘。アメリカに対する「対決的なアプローチ」や、「ロシアとウクライナの戦争をあおっている」ことなどを例にあげた。

「そのため私たちが求めているのは、冷戦初期にジョージ・ケナン氏が提唱した『封じ込め政策』だ」とポッティンジャー氏。こうすることで中国共産党の体制は「やがて腐敗した重圧に耐えかねて崩壊し始める」と述べた。

 

【続き】

 

 

【関連記事】