米英豪3カ国による安全保障枠組み「AUKUSオーカス)」が、日本以外の国々とも協力を拡大する方針であることが分かった。米国務省のジェンキンス軍備管理・国際安全保障担当次官が24日、ワシントンで記者団に明らかにした。

 

ジェンキンス次官は、AUKUSの第2の柱である先端技術分野での協力について、「日本以外の国々とも年内に協議を行う」と述べた。具体的な国名には言及しなかったが、カナダとニュージーランドが参加に意欲を示しているという。中国共産党への対抗措置として、協力の輪を広げる狙いがあるとみられる。

 

一方で、ジェンキンス次官は「周辺国の軍拡への懸念に配慮し、慎重に進めることが重要だ」と強調。日本との協力開始時期については「まだ決まっていない」と述べた。

 

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