米国務省は22日、世界各国の人権状況に関する2023年版の年次報告書を発表した。中国共産党(中共)政権による法輪功学習者やウイグル人への人権弾圧を非難した。さらにストーカー行為や中国海外警察署を設置して、異論を唱える人権活動家や少数民族らへ越境弾圧を行っていると指摘した。

 

報告書によると、政権が標的にする集団には、迫害されている少数民族、反体制派、海外にいる中国人留学生、精神的な信仰の信奉者などが含まれる。

 

中共の国境を超えた弾圧は、スペインの人権団体が、中国公安部の組織が管理する中国海外警察署が数十か国に設置されていると明らかにしたことで、世界的に注目されるようになった。

 

【続き】

 

 

【関連記事】