岸田文雄首相とバイデン米大統領は、12日の首脳会談で、日米両国間の防衛及びインテリジェンス(諜報)協力を一層強化することで合意する見通しだ。ホワイトハウス高官が現地時間9日、明らかにした。東アジアや東欧など緊張の高まる地域の「どこであれ日本は米国側にいてくれる」と堅い信頼関係を強調した。

 

高官によると、防衛面での具体的な連携強化策については、今後数カ月以内にオースティン国防長官と日本側のカウンターパートが協議し詰めていく。日本には軍事・防衛装備品の生産面でより大きな役割を果たすことが期待されているという。

 

また、中国共産党によるインド太平洋地域での敵対的な行動が高まる中、マルコス・フィリピン大統領を加えた13日の日米比首脳会談では、各国間の連携を固めるなど明確な目標となっている。中国は最近、南シナ海でフィリピン船に放水するなど、海上で小競り合いを起こしている。

 

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