笹川平和財団は台湾有事を想定した机上演習を実施し、その報告書を3月末に公表した。報告書によると、もし米中が台湾をめぐり軍事衝突した場合、日米台すべてに甚大な被害が及ぶことが明らかになった。

 

同財団が実施した机上演習では、2026年に中国共産党が台湾に侵攻するシナリオを想定。米国が台湾防衛のため軍事介入し、日本も自衛隊が後方支援を行うという設定だ。演習の結果、中国共産党軍は台湾北部への上陸に失敗し大敗を喫したものの、日米にも深刻な被害が出た。

 

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