昨年12月11日から12日にかけて北京で開催された中央経済工作会議において、中国共産党の党首、習近平は初日に演説を行い、翌日には高官と共に会議を離れ、ベトナムへ向かった。 

 

ブルームバーグの報道によれば、習近平のベトナム訪問は当初12月14日から16日に予定されていたが、特に明確な理由もなく12日に前倒しで実施された。 

 

中国共産党の公式報道によれば、現地時間の12日11時50分に、習近平は専用機でハノイに到着した。北京からハノイまでの飛行は約4時間で、ベトナムと北京は1時間の時差があるので、習近平の専用機は、おそらく北京時間の朝9時頃に出発したと考えられる。そのため12日の中央経済工作会議には参加できなかった。 

 

これは、習近平が権力を握って以来、初めて重要な中央経済会議に完全に出席できなかった事例である。

 

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