このほど、湖南省の省都・長沙市にある飲食店向けの食器洗浄・消毒サービスを提供する会社の「闇」が中国メディアの潜入取材で暴かれ、消毒食器がもたらす健康被害に懸念の声が広がっている。

 

中国では、飲食店が提供するお椀や皿、箸などの食器を食事客自らお湯ですすぐことが「常識」である。そうする理由は当然ながら、「きれいに洗えているか、信用できないから」である。

 

なかには、ビニールシートで包まれた「洗浄・消毒済みの食器セット」を出す飲食店があり、包装には「消毒食器」「洗浄済み食器、二度洗い不要(精洗餐具无需再次清洗)などの文字が印刷されている。「消毒済」「二度洗い不要」などの文字をみて、安心してそのまま使用する人は少なくない。

 

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