モルディブ政府が3月26日に発表したところによると、モルディブは中国から1500トンのチベット産氷河水の寄贈を受けた。3月初旬には両国間で軍事援助協定が締結され、両国間の結びつきが強まる中での寄贈である。

 

専門家は、中国の寄贈は外交戦術であると同時に、島国の水需要市場を獲得しようとする試みだと指摘している。国内総生産の25%を観光業が占めるモルディブの真水の供給は不安定だ。島で利用可能な天然水資源は雨と地下水だけで深刻な状況だ。

 

モルディブのメディア「ザ・エディション」が3月27日に報じたところによると、中国共産党が任命したチベット自治区の厳金海主席は昨年、モルディブの首都マレでモハメド・ムイズ大統領と会談し、群島国に水を提供する意向を表明した。

 

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