日本銀行は19日の金融政策決定会合で、大規模金融緩和策の一環であるマイナス金利政策を解除し、約17年ぶりの利上げを決定した。これにより、短期金利をマイナス0.1%から0~0.1%に誘導する。植田和男総裁は19日午後に記者会見を開き、決定内容や理由、今後の金融政策運営の考え方について説明する予定。

 

NHKなど複数のメディアが報じた。日銀は、約11年続いた異次元の金融緩和からの転換点を迎えた。マイナス金利政策は2016年1月に導入され、大規模な金融緩和策の柱となってきたが、賃金の上昇を伴う2%の物価安定目標の実現が見通せる状況になったとして、政策変更に踏み切った。

 

【続き】

 

 

【関連記事】