日本貿易振興機構(ジェトロ)は14日、2023年度の「日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査」を発表した。企業が今後3年で最も重視する輸出先は、米国が首位で、中国を初めて上回ることが明らかになった。ターゲット市場の分散、多角化を図る動きを背景に、台湾やインドを選ぶ企業の割合も大幅に増加している。

 

ジェトロは2023年11月中旬~12月中旬にかけて、海外ビジネスに関心の高い日本企業9384社を対象にアンケートを実施し、約34%の企業より有効回答を得た。

 

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