中国大陸の景気低迷で、給与未払い、失業、破産などに関連する経済紛争が激増している。結果として法律事務所の業務が活況を呈している。

 

  法律事務所活況は景気低迷の兆し

 

南京の弁護士・李さんは、過去2年間、経済における対立や紛争が増えたため、法律事務所は短期間で活況を呈していると語った。

 

「この2年間で、中国では弁護士の数が激増した。私が所属する法律事務所も弁護士数が何倍にもなった」

 

江蘇省高等法院の業務報告によると、2019年、2020年、2021年に江蘇省全ての法院での一審で結審した事件はそれぞれ15万4千件、12万6千件、14万7千件だったが、2022年に一審で結審した事件は75万3千件に急増し、前年比5倍にも増加した。

 

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