清(1636年に満洲に建国され、漢民族を征圧し1644~1912年まで中国本土とモンゴル高原を支配した最後の統一王朝である)の時代、裕福で徳望の高い老人がいました。

 

大晦日の夜、老人は宴に参加するために、2人の家来にロウソクを持たせて、邸宅の居間へ向かいました。老人は、庭を通りかかったとき、木の上に人がいるのに気が付きました。そこで、口実をつくって、家の者をみんなその場から立ち退かせ、家来には酒とつまみを持って来るよう言いました。

 

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