野良犬が、動物保護者の忍耐と、チキンナゲットという特別なおやつで、穏やかで愛情深い性格になり幸せになったお話です。

 

マグノリア(Magnolia花の名、モクレン属)と名付けられたこの大型犬は、路上で迷っていた野良犬でした。動物管理者によってサンフランシスコの保護施設に連れてこられました。しかし、このベルジアン・マリノア(シェパードの1種)は、通常は警察が使用する品種であり、攻撃性が非常に高く、保護施設のスタッフですら数週間の間、この犬に触れることができなかったほどです。

36歳のWolfMother K9救助サービスの創設者であるサハライ・サラザール(Saharai Salazar)さんはエポックタイムズに語りました。

 

「マグノリアがやってきたとき、スタッフに対して非常に攻撃的な行動をしていました。これは多くの犬にとって一般的なことです。犬は何が起こっているのかわからず、この見知らぬ場所に、誰が、何のために自分を連れてきたのかもわからないのですから。通常、私たちは数日間ストレスを減らして、リラックスする時間を与えるのですが、彼女は非常に緊張し続けていて、誰も彼女に触れることは出来なかったのです」

 

しかし、サラザールさんは経験豊富なトレーナーなので、自身も犬に噛まれて入院したこともありますが、徐々に犬の信頼を得ていきました。最終的にはマグノリアは温かい家族が住む家に収容されることになったのです。

 

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