日本人社員を中国で「スパイ容疑」として逮捕されたアステラス製薬は、12月28日の同社プレスリリースで、中国医薬品企業と共同研究などの契約を結んだと発表した。

 

アステラスは12月28日、次世代のがん治療薬の共同研究などで中国バイオ医薬品企業のエルピサイエンス・バイオファーマ(Elpiscience Biopharma)社と共同研究およびライセンス契約を締結した。契約一時金とライセンスのオプション料を含む最大3700万米ドル(約52億円)をエルピサイエンスに支払う可能性がある。研究は予後不良や免疫チェックポイント阻害剤への抵抗性と関連する白血球を調整し、腫瘍微小環境を再構築し、既存のがん免疫療法に応答しないがん患者に新たな選択肢を提供すると期待されているという。

 

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