軟肋

 

「軟肋(ルヮンレイ)」は肋骨(あばら骨)のことだが、骨折しやすい部位であることから「弱み」の意味でも使われる。

 

昨今の中国では、この「軟肋」が悪辣な場面で使われる。例えば、中共の当局者が正当な権利を主張する市民を威圧する時に、これを言うのである。例えば「余計な波風を立てるな。おまえは自分の肋骨を考えろ」と。

 

背景を知らない日本人には、不可解な会話にしか見えない。それもそのはずで、中国共産党統治下の中国では、日本では想像もつかないほどの個人情報を当局が握っており、それをあからさまな脅迫に使うからだ。

 

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