健康にどう影響する?

 

これらの微粒子には、難燃剤、残留性有機汚染物質(POPs)、BPAのような可塑剤などの有害な化学物質が含まれており、ホルモンを乱し、慢性炎症を引き起こす可能性がある。

 

研究者らは、マイクロプラスチックが時間とともに重要な臓器に蓄積することを発見している。このプラスチック片の体内蓄積は、長期的な健康被害をもたらす可能性がある。

細胞や組織に素早く浸透

2023年の「International Journal of Molecular Sciences」誌の研究によると、マイクロプラスチックはマウスに暴露されると24時間以内に細胞に浸潤し、細胞の核付近に蓄積するという。著者らは、細胞がマイクロプラスチックにさらされる時間が長ければ長いほど、細胞の生存率が低下することを発見した。

 

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