米ペンシルバニア大学(University of Pennsylvania)など複数の大学の研究者が共同で行った研究によると、1日1杯のアルコール飲料の摂取で萎縮が見られることがわかりました。

 

このデータはこれまで言われてきた「お酒は適量飲む分には体にいい」とか「酒は百薬の長」という考え方を覆すものです。

 

英紙「デイリー・メール」の報道によると、今回は研究チームが英国バイオバンクのデータに基づき、人々の飲酒パターンを追跡しました。

 

飲酒量などのアンケートに回答した3万6千人の参加者が脳のMRIを撮影し、そのデータを使用して、脳容積と飲酒量の関連性の研究を行いました。

 

1日の飲酒量は4つの単位で分けられ、1単位は約1パイント(pint)に相当します。

 

データを分析した結果、軽度から中程度のアルコール摂取が、脳容積の減少につながっていることが明らかになり、さらにアルコール摂取量が多いほど、その傾向が強まることがわかりました。

 

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