今回の洪水の影響で、広東省茂名市のワニ養殖場からワニ70匹以上が逃げたことがわかった。

 

現地の管理部門によると、今回「脱走」したワニは成獣が69匹、子ワニが6匹の計75匹。現在は茂名市茂南区の「彭村湖」という湖にいると思われるが、水が深く捕獲作業は難航している。

 

広東省茂名市茂南区の「彭村湖」付近で目撃されたワニたち。(中国のSNSより)

 

SNSに投稿された動画のなかには、湖の水面に多数のワニが確認できるシーンが映っていた。動画投稿者は「洪水で養殖池が増水して、百匹以上のワニが外へ逃げた。危険なので、水に近づいたり、水中での魚釣りをしないように」と付近の村民に呼びかけた。

 

中国メディア「南方+ 」11日付の報道は、現地の民兵隊員の話を引用して「ワニは水の深いところに潜んでいる。市民の安全のため、これら脱走したワニたちは射殺されるだろう」と報じた。

 

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