欧州連合(EU)欧州委員会のブルトン委員は4日、中国動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」や米アマゾンなど7社が、大企業の市場支配力の乱用を防ぐために導入されたデジタル市場法(DMA)の基準を満たすとの認識を示した。

 

ブルトン氏によれば、アルファベット、アマゾン、アップル、TikTok、メタ、マイクロソフト、サムスンが規制の対象になる。正式な指定は9月6日に発表するとしている。

 

昨年11月に施行されたDMAは、4500万人以上の月間アクティブユーザーを持ち、昨年度の時価総額750億ユーロ(約10兆円)以上で、EUの少なくとも3つの加盟国に進出しているソーシャルメディア企業を「ゲートキーパー」と位置づけ、厳しい規制対象とする。

 

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