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  生姜の皮は剥いたほうがいい? 
冬は皮をむき、夏は皮を残す

 

また、「生姜は皮ごと食べたほうがいいのか、皮なしで食べたほうがいいのか」というのも、よく人を悩ませる疑問です。漢方では、植物の部位によって味や効能が異なるとされており、生姜の果肉と皮はその一例です。

 

生姜の皮には食物繊維やミネラルが多く含まれていますが、クルクミンやウコンオイル、ジンゲロールも含まれています。これらは過剰に摂取すると、体に悪影響を及ぼす可能性があります。中でも毒性が強いのはジンゲロールで、過剰に摂取すると胃腸の不快感や呼吸困難、アレルギーを引き起こす可能性があります。

 

漢方のエネルギーの観点から見ると、生姜の果肉は辛味と温性の性質があり、発汗作用と冷却作用があり、生姜の皮は辛味と清涼の性質があり、制汗作用と熱を取り除く効果があります。そのため、生姜の皮を剥くか剥かないかは、状況によって使い分けが必要です。 例えば、冬は皮をむいて、夏はそのままにするなどです。

 

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