米検察は28日、経営破綻した暗号資産(仮想通貨)交換業者FTX創設者サム・バンクマン=フリード被告を中国高官への収賄罪で追起訴した。自身のヘッジファンド口座の凍結解除を図るため、高官に約4000万ドル(約52億円)の暗号通貨の贈賄をおくった疑いが持たれている。

 

起訴状によると、被告は海外腐敗行為防止法違反の共謀で起訴された。昨年11月に倒産したFTXをめぐっては、民主・共和両党への違法な選挙献金を含めすでに13件の訴因が上がっている。

 

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