秀次が大好きなシリーズ
「神様の御用人」の7巻を読みました。
今回はシリーズ2作目の長編でした。
今回のメインの神様は「三貴子」
スサノオ、ツクヨミ、ついでにアマテラス。
三貴子の1人でありながら、日本神話でほとんど語られることのないツクヨミの謎。
そして、高天原で暴れたスサノオの伝承に隠された秘密。
この2つが物語の軸でした。
長編だったので、主人公視点、ヒロイン穂乃香視点、そしてスサノオ視点の過去話。
この3つの視点が1つの結末に向かって、紡がれて行く物語、今巻もとても面白かったです。
今回のブログから評価欄を追加しました。
評価《★★★★☆》
今作もとても面白かったのですが、御用の神はツクヨミだったのに、結末まで読んで心を救われた神様がスサノオみたいになってたのが、若干腑に落ちない印象でした。
せっかくツクヨミ掘り下げたんだから、きちんと救ってあげて欲しかったので、星4つ。