珈琲と虹と鯨の棲む場所 -103ページ目

珈琲と虹と鯨の棲む場所

東京都三宅島をフィールドに直感を綴る

何がきっかけで、何を見てこの本を知ったのか、まったく覚えていないまま
ポチっとした本が手元に届いて、すぐに読み終えてしまった。

忘れないようにいくつかの言葉をメモっておきたい。

「自然の中で一人で生きてゆける男。
逆境は逆境として受け止め、そのうえでなお不自由な時間を楽しいものにできる男。
質素の中に贅沢を見いだせる能力。
楽観的でありながら、最悪の事態への準備もさりげなくやっておく。そういう姿勢。」

「あれはエレガントではない」と彼は言った。

「クジラはただそこにいるだけでいい。」

その他にも、お店にも来た事がある、リック・オリバーの事やグリーンフラッシュの事、
高砂淳二さんの写真やあとがきなど、自分のまわりの遠くない話がたくさん、
この本の中でジャック・マイヨールの話として書かれていた。

導かれるように紐解かれる何かに向かって自分時間は流れていく。

久しぶりに中学の頃、全校生徒でキャンプをした海岸に行った。
アタマが入るくらいの大きな穴のあいた溶岩樹型があって、
海岸の波がすぐ近くまで来ているこんな場所にある事にびっくりした。

都道から軽自動車が通れるくらいの一本道を下って、この場所にアプローチしていく横には、
ハワイ島のような溶岩地帯が一面に広がる。

よく見てみると、空洞のような穴がいくつか見当たり、
もしかしたらこの下に大きなラバチューブがあるんじゃないかと思うくらいの空間がある。

某船長に話を聞くと、1983年の噴火後にテレビ番組の撮影があり、
スキューバダイビングで新鼻新山の沖を水沢アキさんが洞窟を潜ったという話を聞いた。
船長曰く、水沢さんはダイビングが上手だったというのと、胸が大きかったと言ってました。笑

もしかしたら大きなラバチューブが島の中にあるかもしれないと思うと、わくわくが止まらなくなります。
日々なんとなく過ごしていて、まだまだ調べたり探索したりしたら、
世界の観光地にも匹敵するような島の資源が見つかると思います。

そんな事を思いながら、ふと少し振り返ると薄木の下にある大きな滝↓が見えました。



この場所に毎朝足を運んでいるのは、クジラに逢いたいから。
ただそれだけのこと。

ハワイ島や座間味で逢ったクジラとは、まったく別の感覚が自分の中で膨らんでいる。
2013年に漂着したマッコウクジラに逢ってから、この海を泳ぐクジラに逢いたいのだ。

クジラに逢うと人生が変わると言われている。
どうだろうか?

確かに大きな変化はある。でも、最初から決められていた運命のような気もする。
逢った人だけがわかる不思議な感覚なのだろう。

長いことチャレンジしていたクライミングのルート、
120度~ドーム左~120度に戻る29手のナガモノを3ヶ月ほどかかってやっとクリアしました!
※ナガモノのコツみたいなものが良くわかりました。

目をつぶっていても全てのホールドの色や番号が脳裏に焼きつくほど登りました。
中でも28.5手目のスローパーという引っかかりの少ないホールドを経由させるのがクセモノで、
最後の29手目のゴールがとれずに何度も何度も落ちていました。

どこで頑張り、どこで休み、どこに足を置き、どの位置を掴む。
人生にも似たこのナガモノを、このタイミングでクリアできたのは、とても嬉しかったです。

直後にLINEを通じて、「ヒールへたくそ!」と言い放った、某有名クライマーOさんから
「まだまだガンバです!」とメッセージをもらいました。なかなか厳しい。笑

ここ最近、クライミングの定例会もだいぶ人数が減ってきました。
寒いしシゴトが忙しい、風邪気味だったり、飲み会なども多い、消防の夜警もあるなど…

それはそれで、続けたい人が続ければいいし、またいつ再開しても良いと思います。
大事なのは続ける事が上手くなる一番の近道だと言う事です。

そして何よりもクライミングは楽しいです。
苦労してチャレンジした課題をクリアした時の充実感はなんとも言えません。

島にこんな素晴らしい施設があって、西のてっぱつでも、大雨でもカラダが動かせます。
島ならではのカラダの自己管理も大切だと思います。
腹がへっ込んで、カラダが軽くなって、思い通りに動くってシアワセですよ。笑

次の目標は12aのクリアとたいていの1級をフラッシュできるようになりたいです。
※ランジ系はもの凄く苦手ですけど…