Basketball competition | 高木 豊の歩む道 In Ethiopia

高木 豊の歩む道 In Ethiopia

アフリカの事、エチオピアの事、自分自身の事を書いていきます。

力を与えられるように心込めて書きますので、読んでもらえると幸せです。

 学校が始まり、授業と部活、週末には体育セミナーと時間は止まらず過ぎていく。
そんな中、同期の丸山隊員と一緒にバスケット大会を開催した。全部で5チームの総当り戦を2日かけて行うというプログラム。去年から、教えている俺の生徒たちは、この大会でオレに感動を与えてくれた。結果は2勝、2敗と優勝したわけじゃないけれど、内容が良かった。優勝した私立のチームと1点差で負けてしまったが、最初から、最後まで、ものすごい集中力で、一生懸命戦った。俺が、勉強しながら考えた戦略を全力で取り組む姿を見て、涙が出そうになった。オレのチームにタレントプレーヤーはいない、その分、1人1人の責任と協力が必要になる。この大会でチームが一つになっていると感じる瞬間があった。
 オレも、バスケットボールを知らないながら、本気で彼らと接してきた。その成果が少しずつ、現れてきた。そう、彼らの成長を感じた。バスケの技術だけでなく、思いやりや礼儀、感謝や協力、そういう人としての成長が明らかに感じられる。生徒がオレの仕事を半分くらい手伝ってくれた。日本人のみんなから『礼儀正しく、応援したくなるチーム』だと言われた。
 オレが死んで、神様に『1日だけ過去に生き返らしてあげる』と言われたら、俺は「今、この瞬間」を選ぶかもしれない。それくらい、部活だけでなく、全てにおいて充実している。


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