久しぶりに会った大事な中国人の友達に懐妊祝いをもらったので、

お返しに、桜好きな彼女にロクシタンの桜モチーフ商品を贈ることにしました桜

彼女は髪の長い子なので、元々はいい香りのヘアオイルをプレゼントしたかったのですが、

近所に目当ての商品が買える店舗がなく、タオバオでの購入を検討して一応検索。

しかし、「本物ですか?」「そうですよ」とのQ&Aを見ていると、

「えっ、そのレベルなのゲッソリ?」と段々冷めてくる自分がいて、

結局、直接店舗で手に取って商品を確認できるロクシタンに出向きました。

 

(↑「本物ですか?」のやり取りが3件続く実際の商品ページ)

 

 

上は今回購入したロクシタン商品。

箱に入れてくれると聞いて、見栄えがするし、これに決めましたビックリマーク

店員さんが、「ブランドのシールをサービスして貼っておきます」。

どうやら気をきかせてくれているらしい。

箱詰めされた商品を受け取り、店を出たものの、念のためと思って

受け取った商品を確認したら…予感的中目

箱は一部破けていて、シールがなぜか上下に2枚重ねて貼ってあるのです。

店に戻ってさっきの店員に言うと、「どの箱も同じで、こんなものです」。

いやいや、見本の箱詰めは破れてないし、2枚もシールを貼る意味が分からないと言うと、

上司らしい女性が登場し、

「彼女が好きじゃないって言うんだから別の箱に入れ替えましょう」と助け船船

箱を開けるのが面倒だったのか、その上司も私の目の前で箱をビリビリに破き始めました。

ラッピングを大事にしていないことが、二人の態度から伝わってきます。

やれやれ、海外で思い通りの包装をしてもらうのって結構大変ですあせる

 

思えば、中国に来てから初めから思い通りの包装をしてもらったことがないです。

海外で期待通りのラッピングをしてもらえたのは、私の経験ではイギリスで数回だけ。

こちらが注意深く選んだ包装紙も、きれいな切手を貼った封筒も、

アメリカ人をはじめ、多くの外国人は目の前で盛大に破って喜びを表現してくれ、

一瞬でゴミと化してしまう瞬間を何度も目にしてきましたびっくり

まぁ恐らく彼らに悪気は全くなく、重要でないと思う事は丁寧にできないし、

こちらがどう感じているか思い及びもしないのでしょう。

日本を「Wrapping Culture(包む文化)」と呼んだのは英国人のJoy Hendryですが、

彼女が「包む」という行為に着目したのも、品物の細部にわたる美しさを重視し、

その美しさに感動できる細かな職人精神が宿るイギリス人だからなのでしょうか。

中国人にこの話をしても通じるかどうか、私には自信がありません汗

 

期待するだけ無駄とは分かっていながらも、ひょんなことから

日本のあちこちで見られるクラフトマンシップ(職人芸)が妙に懐かしく感じてしまう、

とあるモールでの出来事でしたひらめき電球