中国に来て以来、中医の考え方に度々感銘を受けることがありました。

体を冷やすのをよしとしない中国でも、1年目は暑い夏は冷えたビールで乾杯でしょ生ビール!と

中医の考え方などまるで無視の生活をしていました。

北京に来た当初は温水を飲みながら食事をとる中国人が奇妙な生き物に映りましたが、

今では飲食店で「お湯下さい」と堂々と言う外国人ですコーヒー

お陰で、食べ物にあたる回数は増えても胃痛に苦しむ回数は減りました。

今じゃ寒い日はペットボトルにお湯を入れて湯たんぽ代わりに胃を温めています。

 

元々胃が弱い私は、現在つわりで胃酸過多状態で、

口の中が常に酸っぱく、気持ち悪さMAXです。

妊娠前は胃薬サマにしょっちゅうお世話になっていたのですが、

今や薬も飲めやしない笑い泣き

 

健診で訪れた産科で、「私、逆流性食道炎だと思うんですけど」と相談してみたところ、

先生が「マントウ食べなさい」とひと言。

は??マントウって、あのマントウ??パンみたいなあれ??

 

うろたえてると、先生が「そう、チャイニーズ・フード」(なんでここだけ英語だったんだろう)。

どういう意味かというと、胃酸が酸性だから、アルカリ性のものを飲食して中性にしろとのこと。

私の胃は科学室じゃないんだけど…と思っていると、

「ソーダ水もいいねぇ」。

どうやら本気らしい。

 

そんなこと、日本の妊娠の本、ネット情報を片っ端から調べたけど、どこにも書いてなかった!

ところが、中国語のサイトで検索すると、出るわ出るわ、中和しチャイナ理論ビックリマーク

 

マントウは消化するのに時間かかりそうなのでパス。

ソーダ水を飲んでみたら、本当に胃がすっきりするではありませんか。

これは、やっぱりバランスを重視する中医の考え方に基づいていると、私なりに分析しています。

薬いらずの中医には、やはり恐れ入ると半ば中医信者になりつつあるこの頃です。

同じ食材でも、日本では妊婦にやさしいと書いてあるものが、中国ではNGだったりもします。

例えば黒キクラゲ。日本では奨励されているみたいなのに、中国では食べるなと書いてあります。

最近はどちらかというと、中国サイトの方を信じています。

日本人にはない知識が、中国にはいっぱいあります。

恐るべし、中国の民間療法!!合格