僕とS氏はスーパーテキトー人間である。
自分は高校までは結構几帳面であまりテキトーではなかったのだけれども大学に入って良くも悪くも僕の性格は変わってしまった。すべては某少林寺拳法部のせいだと思っている。
一発芸やその他無茶ぶりを経験してきた結果、もはや人前で恥をかくことなんてどうでもよくなってきたのだ。テキトーにノリに従って生きたほうが明らかに楽しいことに気付いたのである。
そして細かいことをウジウジ気にする発言などにイラつく性格になってしまった。今だから言うが2年前期の地獄の3か月テスト期間なんて学部全体の細かい点数気にするオーラにイライラしすぎてやばかったのである。採点ミスをいちいち探すのもここが何点だとか予想するのもどうでもいいわ!結果なんて出りゃわかるだろバカヤロー
まあ高校まで自分もそんな性格だったわけだが。
てことでテキトー人間が2人で旅行に行ったらどうなるか。
「現地に着けば何とかなんじゃね?」
「せやなせやな」
楽観的この上ない。
そして出発の日、成田空港に集合。
チェックインして両替をしようと空港内の両替所をめぐるがベトナムドンに替えるところがない。
インフォメーションセンターで一つ両替所を見つけてもらった。しかしそこに行くと行列。しかもなかなか進まない。あと少しで順番が来ると思ったらすでに搭乗時間が過ぎ去ろうとしていた。
やばい!やばすぎる!
結局両替は現地で何とかすることにして走って搭乗に向かう。セキュリティーチェックを自分でも驚きの速さで通過。
5分ほどオーバーしてしまったがなんとか乗れた。さすがに一番最後だったが。
そして機内で気付く。
iPodがないorz
セキュリティーチェックで置いてきちゃったYO
幸先は良くない。
そしてベトナム到着。空港が閑散としてて怖い。外に出たらバイクが無秩序に大量に走っている。一秒に一度は鳴るクラクション。
なにここ超怖い。
第一印象。
そして空港で頑張って両替をする。一人2万円両替して二人で4万円変えてもらったらレシートに記載された額がとんでもないことに。
1000万ドン。大体250ドンで1円なので桁がめちゃくちゃ大きいのである。
そしてホテルに行くまでにバスを探すがどれに乗ればいいかわからない。うろうろしていたらドライバーがこっちに寄って来て勝手に乗せる。ベトナム語でなんか数字を言ってるがわからん。いくら出すのかわからなくて財布をいじってたら勝手に1万ドン抜かれた。
な、なにをするだぁぁぁ!!
と言いたいところだったがそんな余裕はなかった。ぼったくり怖いお・・・
と思ったが1万ドンは日本円で40円くらいだった。安っ!!よかったお・・・
まあホントは8000ドンだけどね
しかしどこ行きのバスかわからない。隣に座ったおばさんに話しかけられたがわからん。バスはちゃんと止まらないでバス停の近くで徐行してそのまま昇降スタイル。交通ルールもほとんどない。怖すぎワロタ・・・
無事にバスターミナルに着き、乗換えする。降りた瞬間バイクタクシーの客引きにつかまる。腕つかむなよー
しかし乗換えのバス停がめちゃくちゃ遠い。迷いながら1時間以上さまよう。
その間、日本語が達者なバイクタクシーの人につかまった。
「コンニチハダイジョウブー?」
「大丈夫大丈夫」
「ナンデヤネン」
爆笑。
「ナンデヤネンモウフルイッテキイタ、アタラシイノオシエテ」
「ワイルドだろぉ~?」
「ワイルドダロ、アリガトウ、オニイサンカノジョイルノ?」
「いねーっすwww」
「サミシイネ~ベトナムデカワイイコナンパシナヨ」
うっせー(泣)
「コマッタコトアッタラワタシニイッテネ、バイバイ」
ちょっと気が楽になった。
ようやくバスに乗ってテキトーなところで徐行するバスをワイルドに降り、ホテルに到着。
チェックインは英語で何とか頑張る。明日のプランを聞かれてノープランと言ったら苦い顔でツアーのパンフレットをくれたので見てみるとめっちゃ行きたかったメコン川のクルージングツアーが!明日はそれに同行することになった。
ホテルはめちゃくちゃいいとこだった。二部屋でなかなかゴージャスな内装で2泊朝食付きで二人で6000円。ぱねえ。
しかし位置するところは貧民街、チョロンという地区。
「チョロンは貧民街であまりきれいではなく、スリ、ぼったくりが多発する現地人も気を引き締めるところ」by地球の歩き方
なにここ超怖い
二回目
なるほど、ホテルから出ると狭い道路を無秩序にバイクが走り、歩道ですら一瞬ジョジョ立ちでもかませばあの世へ行ける気がしている。きたねえババアも多い。物乞い、ドブネズミ、大量のドリアン、そして異臭。
我々は思った。飯が食いたい。
しかしそこらへんに飯が食えそうなところがあるのだが明らかにあんなところで何かを食らったらケツから食ったもんがエクスプロージョンして、せっかくの旅が台無しになってしまいそうである。そこで市場で珍しいフルーツを大量に買って食おうぜということになった。
夜の危険な街をドキドキしながら切り抜け、市場到着。珍しいもんを大量購入。テンションあがってホテルに帰還。
食い方はわからないなりに研究。皮は衝撃的な渋さなのに身はめっちゃ甘かったり見た目に反して無味だったり。すごく楽しかった。ドラゴンフルーツっぽいのは半端じゃない赤さで食うと猟奇的に見える。
もはやいろいろ間違えた食べ方。グヘヘ、血が俺を呼んでいる・・・
そして楽しく就寝。
