皆知ってるか?

今日は桜の日だ。

『さくら』と『3(さ)×9(く)=27』の語呂合わせだそうだ。

お前らの住んでいるとところはまだ咲いちゃいねぇだれろうが、俺が住んでいる森はもう満開だ。

今日は花見に来ている。

上手く可愛いあの子と二人きりで…だ。

ん?どうした?

あぁ…桜の木が高すぎて見えないのか、

よし!肩車してやる。

くくくっ…落ちるな。

花は摘んでも枝は折るなよ。

折ったところから腐っちまうからな。

ん?なんで俺の髪に花を挿してんだ?

桜のせいみたい?

ふっ…いちいち言うことが可愛いな。

土産に花を摘んでいこう。

桜の香りの紅茶が飲めるだろうよ。

あんまり暴れるなよ。

肩から落ちた大怪我するぜ。

もちろん落ちないように、支えているけどな。

楽しいか?

あぁ、俺も楽しいぜ。

なんたってあいつが居ないからな。

誰がって一番邪魔なしろば…いやいや、ひとりごとだ。

さて、桜のトンネルを抜けて帰ろう。

今度は弁当とおやつ持参で、花見に来るか?

そうだな…皆を誘って賑やかにやろうぜ。










惣司「ちょっと!兄さん!」

歳三「なんだよ!帰ってきたなりからうるせえな!」



惣司「あんなちんちくりん誘って、花見に行くなんて抜けがけして、どういうつもり?」

歳三「はぁ?お前赤ばらちゃんと花見に行くつもりだったのか?」

惣司「ふっ…狼の姿になって、随分と腑抜けたみたいだね」

歳三「なんだと?」

惣司「今年いちばんの桜の花は、白ばらちゃんに見せるつもりだったのに…あんたって人は!」

歳三「お前の個人的な予定なんて知るか!」










場所が変わっても、相変わらずな二人なのでした(笑)