今日はハロウィン。

仮装をしてお菓子を貰うお祭みたいだけど、元々は古代ケルト人の収穫を祝うお祭りなんだって。

仮装は悪霊達から身を守るために、仮面を身につけたことが始まりらしいよ。

って、全部ご主人様の受売りなんだけどね。

ん?

僕が何者かだって?

僕は黒猫。

ご主人様は今夜ハロウィンパーティに出席するから、僕は一晩中お留守番なんだ。

…つまんないな。

僕もパーティに行きたかったな。

ううん…。

パーティに行かなくても良いから、ご主人様とハロウィンの夜を過ごしたかったな。










ウトウトしていたら、ご主人様の足音が聞こえてきた。

もうそんな時間なんだ。

晩ご飯食べそこねちゃった。

あれ?

何時もご主人様が帰ってくる時間だ。

鍵を開ける音がして、ご主人様が何時もの様に僕の名を呼んだ。

僕は大急ぎで玄関へと走り出すと、ふらりと優しく抱きしめられた。

おかえりなさい。

どうして早くに帰ってきたの?

パーティよりも僕と一緒に過ごしたかったって…本当に?

あ!いい匂いがする。

あっ!チキンだ!

何時もは骨が刺さって危ないからダメだけど、今日は特別だって。

簡単に着替えたご主人様はワインを飲みながら、僕の分のチキンを丁寧にほぐしてくれた。

ねぇねぇ、チキン美味しいね♪

ご主人様は骨ごとかぶりついている。

もう酔いが回ったらしく、すごくご機嫌だ。

僕もご機嫌で、ご主人様の膝の上に乗って、思いっきり甘えてみた。



皆も楽しいHalloween Nightを過ごしてね。