ブログネタ:手は大きい?小さい? 参加中私は小さい派
私の手は小さい
おまけに指が短い
笛を吹く時指が届かなくて『ド』の音が出せなかった
習うことはなかったけれど、ピアノの鍵盤もろくに届かない
手が小さい事で、良い事など特にない
「わぁ~小さい手だな!ホント手~小さい」
先程から何回その言葉を繰り返しているのだろう
俯きながらチラリと覗き見た彼の目は、まるで新しいおもちゃを手にした子供みたいだ
「おもちゃみたいだね」
「おもちゃじゃありません」
「おもちゃだよ」
「子供じゃあるまいし」
「大人のおもちゃってあるでしょ?」
グーで殴りたいものの、私の手はパーの体勢のまま、彼の手によりおもちゃにされたままだ
「手を繋いだらすっぽり隠れちゃうね」
手をぎゅっと握られた
大きくてあたたかい手だった
私は驚きと恥ずかしさでいっぱいになり、コクリと頷くので精一杯だ
「俺の手にギューッて掴まっててな」
「…ウン」
「絶対に離れんなよ」
「…ウン」
「絶対に離さないからな」
「うん!」
私は彼の手をギュッと握りしめた
