星に願う | ethlinの煩悩毛だらけ

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煩悩さらけ出し日記

七夕の願いごと教えて! ブログネタ:七夕の願いごと教えて! 参加中
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忙しくて七夕どころじゃないですよむぅ・・・

と言いつつ、私は毎年七夕には何かを書いている気がします。

結局なんだかんだ言ってイベント好きなんですかね?

七夕も花火大会もクリスマスも全部、仕事が忙しい時期なんですけどね~ンー





さて、久しぶりに桜花出張版です。

知らん奴と興味ない奴は読むな。

忘れた奴はカテゴリー【桜花出張版】でも読み返せ。

駄文に免疫のある人だけお進みください。










重い鉄扉を押し開けて、外の蒸し暑い空気を肺に取り込む。

生温い風が汗ばんだ背中を優しく撫でる。

こんな夏をいったい何度過ごした事だろう。

今日は七夕。

と言っても、私にとってはいつもと変わらない忙しい一日だった。

「星…見えない」

見えなくても星は空の上にある。

願いは形がなくとも、きっとあの空へと届く。

私は今年も一つのお願いごとをした。

今頃は桜花の玄関に飾られている、大きな笹の葉と共に風に揺られているはずだ。



仕事が本格的に急がしくなる前、山南さんがお店に顔を出してくれた。

「今年はね、町内会の企画として桜花は笹を提供するんですよ。皆さんの願いごとを書いた短冊を飾るのです。これはethlin君の短冊です。ゆき君にも渡してあります。後日受け取りに来ますから、書いておいてください」

「お願いごと…何がいいかな?」

短冊を手に唸る私に、山南さんはそっと囁いた。

「そうぞ、貴女の心からの願いごとを。秘密は厳守しますからね」

私が誰かのための願いごとを書くと、そう見透かしたのだろうか。

そして私が心から願う願いごとが、秘密だということも。



貴方の傍にいられますように

それが私の今年の願いごと。

この想いが続く限り消えない、変わらない、私のたった一つの願いごと。






【小さな星/奥華子】