貴方が触れる時 | ethlinの煩悩毛だらけ

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煩悩さらけ出し日記

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私は好き派!

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桜花出張版です。

薄桜鬼の完全二次小説なので、こういうのが苦手な方はご遠慮ください。

それから『桜花』『桜花出張版』は姉のなおと勝手にリレー中、オリジナル展開で勝手に盛り上がっている二次小説です。

齊藤さんの恋人がブロ友さんなので、今回お名前のみ登場します。





ジャンガリアン 





「ethlinちゃん久しぶり。相変わらずちっせぇな!」

ガハハと豪快に笑いながら、永倉さんが私の頭をポンポンと軽く撫でる。

「おう、ethlinちゃん。ここで会うのは久しぶりだな」

優しい笑みを浮かべた原田さんが、私の髪を軽くくしゃくしゃするように撫でる。

「いらっしゃい。今日はお買い物ですか?それともお茶を飲みに来たのでしょうか?」

山南さんは耳元の髪にそっと触れて「どうぞごゆっくり…」と囁いた。

「あれ?コロボックルちゃんいらっしゃい。鬼みたいな人なら今は配達中。残念でした」

含み笑いをしながら近づいてくる沖田さんを警戒していると、思わぬ方向から誰かに頭を軽く撫でられた。

「総司…また悪戯か?副長がいないからと言ってこの者に悪戯をしかけるなど、可哀想ではないか」

「あれれ…一君がそんな事するとは思わなかった」

「そんな事とはどんな事だ?」

「女の子の髪を触ったり、頭を撫でたりって事。しかも相手はゆすらちゃんじゃない」

頭の上で沖田さんと齊藤さんが軽いケンカ(?)を始めたため、私はどうしたらいいかわからず誰かに助けを求めようと周りを見渡してみる。

だけど皆お店の方に行ってしまったのか、誰の姿も見つける事が出来ない。

「…ハムスターに似ている」

「はぁ?」

「この者がハムスターに似ていると…先日副長と話をした。その後ペットショップで本物のハムスターを見てみたが、確かに似ている気がすると思った。そして今改めて姿を見て、俺があの時思った事は間違いではなかったと確信した。故に頭を撫でたくなった」

「ぷっ…コロボックルにハムスターか…あはははは!」

「もう!沖田さん、そんなに笑わないでください!」

沖田さんが涙を拭きながら「ごめんごめん」と頭を軽く撫でる。

「総司、ここにいたのか…あぁ、ethlin君、久しぶりだな。ん?息災か?」

近藤さんの大きな手がガシガシと頭を撫でる。

「近藤さん、彼女も一応女の子なんですから、そんなに強く髪を弄ったらクシャクシャになっちゃいますよ」

「おぉ…これは失礼した」

「近藤さん、大丈夫です。髪には特に何もしてないですから」

大きな体を折り曲げて恐縮する近藤さんにあたふたしていると、車のエンジン音と悪態をつく大声が聞こえてきた。

「来た来た…コロボックルちゃんお待ちかねの人が。配達先が風間の家だったから、予想通り不機嫌みたいだけどね。でも、君の顔見たらさすがの鬼副長も心和むんじゃない?」

機嫌が悪いのも気になるし、それ以上に早く顔を見たくて、私は駐車場へと駆け出した。

車に寄りかかりながら煙草を吸う歳三さんの姿が見えた。

相変わらず眉間に皺を寄せながら、伝票の控えとにらめっこしている。

(超機嫌悪いみたい。今日来ない方がよかったかな…でも…)

「歳三さん!」

思い切って私は声をかけた。

「ethlin…」

驚いた顔で私を見つめている。

「ごめんなさい。連絡もせずに来ちゃいました」

大きくてまめだらけの手が私の頭に触れる。

長い指が私の髪を触るたび、強い煙草の香りが鼻をくすぐる。

「よく来たな。ちょうどいい、疲れたからひと休みだ。そうだな…お前に習って甘いモノでも食うか。疲れてる時は甘いモノを補給するのが一番なんだろ?…ふっ…くく…お前ここに来るまで何やってんだ?」

「何かおかしいですか?」

「ヘアピンがあちこちに散在している。出かける前にちゃんと鏡見てきたか?」

「あっ!さっき皆に散々頭撫でられたから…」

「じっとしてろ」

歳三さんは笑いながら指で私の髪を梳いて、ヘアピンを留め直してくれた。

好き。

髪に触れられるのが好き。

手から優しさが伝わってくる気がするから。

指からあったかい気持ちが流れてくるから。

だから髪に触れられるのが好き。

「今日はお疲れの歳三さんのために、私がケーキをご馳走します。好きなもの頼んでください」

「くくくっ…好きなもの頼めなんて言ったら、お前の財布が破算するぞ」

「ふふ…破算するほど甘いモノ食べられないじゃないですか」

でもね…

あんまり触れられると恥ずかしいから、貴方に触れられるのはホンの少しだけ困る。

だからごまかすように貴方の手を引いて喫茶店へと向かった。

でもごまかしきれないから、結局喫茶店で散々からかわれる羽目になるのはこの数分後のお話。










-あとがき-

自分でも早いペースで桜花出張版を書いたな…と思ってます。

なんだか書きたくなった、それだけです。

ネタの答えですが、よっぽどじゃない限り好きな人(いろんな意味含む)に髪を触られるのは好きなんじゃないかと思いますが…どうでしょう?

桜花の人達はみんな好きだから、ethlinは髪の毛くちゃくちゃになるまで撫でられても困らないです。

風間さんの場合は…

「おい、ちんくしゃ、こちらに頭を差し出せ。撫でてやる」

とか言うと思います。

そしたらゆきちゃんは

「先輩…羨ましい…あぁ!私も先輩みたいに小さかったらーーー!!!」

泣き叫ぶゆきちゃんを見て、風間さんはでっかいため息をついた。

「…デカ女。頭をよこせ。撫でてやる」

「えっ!いいんですか?」

「よこせと言ってる」

「よっよろしくお願いします!」

緊張のためなのか、勢いよく下げたゆきちゃんの頭は風間さんの頭にクリーンヒットした。

「あぁぁぁ…すいませんすいませんすいません…」

こうしてゆきちゃんは風間さんの髪を何度も撫でる事になりました。

みたいいな?

漫才みたいですね。



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