流れ星 ~ shining star~ | ethlinの煩悩毛だらけ

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煩悩さらけ出し日記

流れ星、今まで何個見た? ブログネタ:流れ星、今まで何個見た? 参加中
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短いけど桜花出張版です。

『桜花』『桜花出張版』は変態妄想姉妹による、ゲーム薄桜鬼の完全二次小説です。

最近更新が停滞気味ですが…まだ書きます。

ちなみにネタの答えは『0個』です。

私自身は見た事ありません。

そんなに何回も見れるものなのかぽかん

しかし桜花のethlinは一度だけあります。

憶えているでしょうか…。











開けっ放しの鉄の扉をすり抜けると、少しだけ涼しい風が私の体にあたった。

「中より涼しい!」

そう言いながら伸びをひとつした。

(歳三さんにメールの返信出来なかったな。せっかくのお昼休みも全然落ち着けないんだもん。帰って部屋に戻ったら速攻メールしよう。)

ため息をつきながら真っ暗になった空を見上げた。

「月は…見えない。移動したら見えるかな?」

空を見上げながら自転車置き場へと向かう。

その途中、キラリと何か光るものが目に入った。

(まさか…嘘…)

私はただ黙ってその流れ行く光を追っていた。

(消えないで…お願い…)

でもその光はあっけなく姿を消してしまった。

あっという間の出来事だった。

「流れ星…二回目だ!すごい!二回も見ちゃった!」

私は大急ぎで黒いリュックのポケットから携帯を取り出し、大急ぎでメールを打ち始めた。


subject:こんばんわ。

今会社を出たところです。
空を見上げたら流れ星が見えました。
今までの人生の二回目です。すごくびっくりしました。
あっという間だったけど…見ている間は息も出来なかったです。
あっ!お願いごとはちゃんとしましたよ(笑)
流れ星は歳三さんの元にも辿り着きましたか?



「送信っと♪あっ…」

送信ボタンを押してから、少しだけ笑みがもれた。

(あの時、最初に流れ星を見た時も同じようなメールを送ったんだっけ。あの時は気まずくて…自分の気持ちは決まっていたのに踏み出す勇気が出せなくて、流れる小さな星に勇気をもらったんだった。)

あの時、当然かもしれないけど返信はこなかった。

だから歳三さんが流れ星を見たのかはわからない。

見ていたとしても憶えていないかもしれない。

憶えていたとしても、あの時私が送ったメールの事は憶えていないだろう。

「今回は…来るよね?返事。」

足取り軽く自転車に近づき、鍵を外した。

広い場所まで自転車を押して歩き、思いっきり足を蹴り上げてペダルを漕いだ。


流れ星 ねぇ君は何を想ってみているの?
見つけた星 今ボクの中で確かに輝きだした


流れ星 I make a wish upon a shooting star,I want to be with you.
見上げた空 つないだ手 おなじ未来を見つめていたい



貴方と同じ未来を見ていたい

叶わないとわかっている。それでも…

貴方と行けるところまで共に歩いて行きたい

それが私が星に託したお願いごと。

私のために願った…大切なお願いごと。