君が笑うと僕も笑顔になれるから | ethlinの煩悩毛だらけ

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煩悩さらけ出し日記

涙とあくびと笑顔、もらうのが多いのは? ブログネタ:涙とあくびと笑顔、もらうのが多いのは? 参加中
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ここからいきなりばらちゃんシリーズでございます。

ばらちゃんシリーズは変態妄想姉妹 なお にま~と私 ethlinにま~で(勝手に)絶賛リレー中のゲーム薄桜鬼の完全二次小説『桜花』シリーズのおとぎ話パロディです。

『桜花』がオリジナル路線を突っ走る中、ばらちゃんシリーズはさらにキャラが崩壊しました(←断定)。

キャラ設定などはこちら を参照してください。

そしてこういったお話が苦手な方は脱出してください非常口






バラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラ





君はとても泣き虫で


君はとても寂しがり屋だ


一人ぼっちの夜も


朝起きて誰もいない朝も


家に君を迎える人がいない時も


君はいつも泣いていたね


僕は君が好きだから


君の笑顔が好きだから


いつも笑っていて欲しい


いつもそばにいるから


僕は君のそばにいるから


ずっと…離れないから


だから笑っていて欲しい


君が僕に笑顔をくれる


君が笑うと僕も笑顔になれる


君が僕に幸せな時間をくれる


だからずっと…


僕のそばで笑っていて










赤ばらちゃんが赤い花柄のノートを手に部屋から出てきた。

「よう!赤ばらちゃん。楽しそうだな。ん?歳三との交換日記はまだ続いてるのか?」

「あっ!熊さん。ええへ♪このノートは三冊目ですよ。」

赤ばらちゃんは嬉しそうにノートを覗き込んで笑っている。

「しっかし…あの歳三が交換日記ねぇ…。なぁ、歳三はそのノートにどんな事書いて寄こしてくるんだ?」

軽い気持ちでノートを覗き込んだ瞬間、すごい勢いでノートが閉じられた。

「ダメですよ~。これは狼さんと私だけの秘密のノートです。」

「秘密…ねぇ…。」

歳三に左之助、そして俺が白ばらちゃんと赤ばらちゃんの家に住み始めてもうすぐ一年が経つ。

そんなにも広くないこの家で会話をすれば嫌でも耳に入ってくる方が多い。

そんな中で二人だけの秘密なんて存在するのか?

「狼さんは~詩を書いてくれたり~絵を描いてくれたりしてくれますよ。私は熊さんとお散歩に行った時に摘んだお花を押し花にしてあげたり~♪」

「詩…ねぇ…。」

あいつはあんなナリで意外とロマンティストだからな。

自分で句集を作っちまうくらいだ。

まぁ…今はその大切な句集を取られちまって、元の姿(王子)に戻れたとしても句集を取り返すまでは城に戻ってくるなって勇王に言われてるわけだが…。

「狼さんの詩を読むとね、なんだか心がぽかぽかしてきます。白ばらちゃんがいなくて寂しい時に読むと、ちょとだけ勇気が出て安心します。」

赤ばらちゃんはノートを眺めながら、少し顔を赤くして嬉しそうに笑った。

「赤ばらちゃんが笑うと、こっちも笑顔になるよな。」

「はい!私が笑うと、狼さんも笑顔になれるんですよ~。みんなでたくさん笑ったら、みんな楽しくなってニコニコの笑顔になれます。あっ!狼さんだ。狼さ~ん♪」

赤ばらちゃんは一目散に歳三に駆け寄り、満面の笑みでノートを差し出している。

歳三は「なんだ?もう書いたのか?」と苦笑いをしながらノートを受け取って中を覗いている。

「はい!早く狼さんに読んでもらいたくて、一生懸命書きました。」

「そうか。」

歳三は赤ばらちゃんの頭を軽く撫でながら、嬉しそうに笑っている。

(あれが花街のねぇちゃん達を散々泣かせてきた男のする顔かね?ねぇちゃん達が見たら、全員卒倒するぜ。)

つい苦笑がもれる。

だけどな…笑い合う二人を見ていると、こっちまで楽しい気分になってきたぜ。

「笑顔つーもんは、伝染するもんだな。だが悪い気はしねぇ…。」

口の端に微笑を浮かべながら、俺は暖かい春の森へと足を向けた。










気がつくと笑顔になっている。


ちょっとした言葉が勇気をくれる。


ふとした仕草に笑いがもれる。


毎日の中で目を凝らせば、笑顔の種はたくさんある。


もらうのなら涙より笑顔がいい。


分け与える事が出来るのなら、苦しみよりも幸せがいい。



ワタシハアナタニエガオヲアゲタイノハート