ブログネタ:寝る直前にやること
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寝る前にやることと言ったら…
ブログネタ書いて、目覚ましセットして…妄想しながら寝る(笑)。
それじゃあんまりだな~
。
以前は寝る前に銀色夏生さんの詩集を読んでいました。
で、昨日久しぶりに読んでみた。
『わかりやすい恋』
- わかりやすい恋 (角川文庫)/銀色 夏生
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心をからっぽにして、読みたいところまで読んだ。
印象に残った詩を何度も何度も読み返してみた。
くすりと
笑うあなたが
まぶしくなる
本当に
現実なのに
夢の中のようにかなしい
あなたをさらえたらいいのに
おねぇなら『桜花』の沖田さんをイメージするのかな~と思ったけど、私は沖田さんを想う『誰か』をイメージしてみた。
以下は上記の詩を読んで思いついた、ゲーム薄桜鬼のSSです。
苦手な方はここで脱出してください。
ヒロインに名はないので、ご自由に想像してください。
今朝、気まぐれに沖田さんに誘われて外に出た。
巡察以外で沖田さんと外出するのは初めてだ。
正直私は嬉しかった。
でも彼は私の心中など一つも気がついていないだろう。
「せっかく外出したんだから、何か買ってあげるよ。そうだな~お団子なんてどう?クス…君食い意地がはっているものね。」
いつもと同じ、悪戯な笑いを向けられた。
彼にとって私は単なる暇つぶしなんだろう。
でも私にはささやかな幸せな時間。
貴方に笑いかけられるだけで私は幸せでなる。
でも貴方がこんなにも近くにいるのに、貴方がすごく遠く感じる。
手を伸ばせばすぐに触れられるような距離なのに、貴方の心は遠くにある。
私達は現実の中にいるのに、私の心は夢の中にいるような気がする。
貴方に触れられたらいいのに。
貴方の心に触れられたらいいのに。
いっそ…
貴方の心ごと、攫ってしまえればいいのに…
「ねぇ?」
「はい?」
「離してくれない?」
「はい?」
「ぼくの腕。君さっきから僕の腕掴みっぱなしなんだけど?」
気がつけば、沖田さんの腕を強く掴んでいた。
「ごごごっ…ごめんなさい。」
慌てて手を離し、背中を向ける。
(恥かしい…完全に無意識でやってた…。)
「クス…まさか君、お団子よりも僕が食べたいなんて言いだすんじゃないよね?」
「滅相もございません!」
慌てて否定した。
顔が赤く火照ってしまい、沖田さんの方を向くことが出来ない。
「ふ~ん…君…僕の事嫌いなんだ?」
「そっそんな事ないです。」
「じゃあ、なんで背中向けてるの?」
「それは…」
気がつけば、沖田さんが私の顔を覗き込んでいた。
「それは…」
(貴方に見つめられると恥かしいからです。)
「嫌いじゃないなら…。」
沖田さんの手が私の手を取った。
「今日だけは僕に君の時間を預けてくれないかな。」
そう言って私の手をひきながら歩き出した。
「嫌だって言わせないよ。」
くるりと沖田さんが振り向いた。
「もし君が嫌だと言っても、僕は君を攫っていくからね。」
悪戯っ子のように笑う笑顔が眩しい。
「嫌じゃないよね。」
そう言って、私の手を握る力が強くなる。
私は恥かしくて何も返事が出来ず、代わりに少し手を強く握り返した。
冗談でもいい
攫って
私の心ごと
今だけは
貴方のものでいたい
貴方の中に私がいなくてもいいから
今だけは
せめて今だけは
貴方だけのものでいさせて
