わかりやすい恋 | ethlinの煩悩毛だらけ

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煩悩さらけ出し日記

寝る直前にやること ブログネタ:寝る直前にやること 参加中
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寝る前にやることと言ったら…


ブログネタ書いて、目覚ましセットして…妄想しながら寝る(笑)。


それじゃあんまりだな~ンー


以前は寝る前に銀色夏生さんの詩集を読んでいました。


で、昨日久しぶりに読んでみた。


『わかりやすい恋』

心をからっぽにして、読みたいところまで読んだ。


印象に残った詩を何度も何度も読み返してみた。





くすりと


笑うあなたが



まぶしくなる



本当に



現実なのに



夢の中のようにかなしい




あなたをさらえたらいいのに





薄桜鬼の沖田さんを思いました。
ethlinの煩悩毛だらけ-20091112133010.jpg
おねぇなら『桜花』の沖田さんをイメージするのかな~と思ったけど、私は沖田さんを想う『誰か』をイメージしてみた。


以下は上記の詩を読んで思いついた、ゲーム薄桜鬼のSSです。


苦手な方はここで脱出してください。


ヒロインに名はないので、ご自由に想像してください。











今朝、気まぐれに沖田さんに誘われて外に出た。

巡察以外で沖田さんと外出するのは初めてだ。

正直私は嬉しかった。

でも彼は私の心中など一つも気がついていないだろう。

「せっかく外出したんだから、何か買ってあげるよ。そうだな~お団子なんてどう?クス…君食い意地がはっているものね。」

いつもと同じ、悪戯な笑いを向けられた。

彼にとって私は単なる暇つぶしなんだろう。

でも私にはささやかな幸せな時間。

貴方に笑いかけられるだけで私は幸せでなる。

でも貴方がこんなにも近くにいるのに、貴方がすごく遠く感じる。

手を伸ばせばすぐに触れられるような距離なのに、貴方の心は遠くにある。

私達は現実の中にいるのに、私の心は夢の中にいるような気がする。

貴方に触れられたらいいのに。

貴方の心に触れられたらいいのに。

いっそ…

貴方の心ごと、攫ってしまえればいいのに…

「ねぇ?」

「はい?」

「離してくれない?」

「はい?」

「ぼくの腕。君さっきから僕の腕掴みっぱなしなんだけど?」

気がつけば、沖田さんの腕を強く掴んでいた。

「ごごごっ…ごめんなさい。」

慌てて手を離し、背中を向ける。

(恥かしい…完全に無意識でやってた…。)

「クス…まさか君、お団子よりも僕が食べたいなんて言いだすんじゃないよね?」

「滅相もございません!」

慌てて否定した。

顔が赤く火照ってしまい、沖田さんの方を向くことが出来ない。

「ふ~ん…君…僕の事嫌いなんだ?」

「そっそんな事ないです。」

「じゃあ、なんで背中向けてるの?」

「それは…」

気がつけば、沖田さんが私の顔を覗き込んでいた。

「それは…」

(貴方に見つめられると恥かしいからです。)

「嫌いじゃないなら…。」

沖田さんの手が私の手を取った。

「今日だけは僕に君の時間を預けてくれないかな。」

そう言って私の手をひきながら歩き出した。

「嫌だって言わせないよ。」

くるりと沖田さんが振り向いた。

「もし君が嫌だと言っても、僕は君を攫っていくからね。」

悪戯っ子のように笑う笑顔が眩しい。

「嫌じゃないよね。」

そう言って、私の手を握る力が強くなる。

私は恥かしくて何も返事が出来ず、代わりに少し手を強く握り返した。



冗談でもいい


攫って


私の心ごと


今だけは


貴方のものでいたい


貴方の中に私がいなくてもいいから


今だけは


せめて今だけは


貴方だけのものでいさせて