My Dear Girl  あとがき  ~ My Dear princess ~ | ethlinの煩悩毛だらけ

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煩悩さらけ出し日記

またもや我慢フラグが発生してしまいました(苦笑)。


狼さん、どうなるんでしょうね?


もはや他人事です。



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狼さん「てめぇ…あこまで書いておいて…また我慢かよ?」



ethlin「はい、また我慢です(笑)あのシーンは笑いを堪えながら書きました。それにあの赤ばらちゃんの台詞『王子様より狼さんがいい』を書きたくて書き始めたようなもんですし」



狼さん「こっちはえらい迷惑してんだよ。てめぇの姉さんに散々いじられて、ここでまで…かよ」



ethlin「クス…してやったり。あの台詞はね、『ティンカーベルの丘』の話で出る予定だったんですよ。ところがおねぇが使わなかったからいつか使おうと…。桜花のお話がだいぶ混線してきたから、気分転換におねぇの方でもばらちゃんシリーズを書くと思いますよ。悲願は叶わないと思いますけどね。それか探偵の方か泥棒の方か…」



狼さん「どのみち姉さんに書かせたら俺の性格がまた崩壊するじゃねぇか!!」









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ethlin「大丈夫です!どんなに性格が崩壊しても、私は土方さんも狼さんも大好きですからニコありがちなキラキラ…び…びーえる以外なら…がっくりうずまき











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狼さん「…ふん…やっぱりお前はおかしな女だな」


ethlin「帰り道のお話がありますからね。ちなみに狼さんの悲願は成就しませんから、あしからず手



狼「ちっ…しかたがねぇ…いいか?興味のある奴だけ読め。下にスクロールしろ下












栗拾いの帰り道、俺達は仲良く手を繋ぎながら森の中を歩いている。


「狼さんは何が食べたいですか~?私は栗ご飯にマロンパイにマロングラッセ♪」


(何が食いたいって…赤ばらちゃんに決まってるだろうが…)


「そうだな、俺は渋皮煮もいいな」


俺は本心を隠して、赤ばらちゃんと栗の話題で盛り上がっていた。


「夕ご飯は栗ご飯がいいな~」


「栗ご飯か…美味そうだな。帰ったら白ばらちゃんに作ってもらうか」


「はい♪白ばらちゃんの栗ご飯おいしいんですよ~。ほっぺが落ちちゃいます」


「クッ…本当に落ちないように気をつけろ。それであの世に行く奴が、この世の中にはいるからな」


「はわわっ…大変です。栗をたくさん食べないとだから気をつけます」


(ふっ…単純な嘘を真に受けやがって…)


やがてはしゃぐ赤ばらちゃんの歩くペースが、ゆっくりと落ち始めた。


見ると赤ばらちゃんはあくびをしながら目をしきりにこすっている。


「はしゃぎすぎて眠くなったか?しかたがねぇな…おぶってやりてぇが背中には籠を担いでいるからな…抱っこしてやるよ」


ひょいと赤ばらちゃんの小さな体を抱き上げてやる。


赤ばらちゃんは驚いた顔で俺の顔を眺めている。


「狼さん♪王子様みたいです!!」


(だからよ…俺は王子なんだって…何回も言ってんだろ?)


「えへ♪白ばらちゃんに読んでもらったお話の王子様とお姫様みたい…悪い魔法使いに閉じ込められたお姫様を王子様が助けに来て…王子様が悪い魔法使いをやっつけて…最後は…王子様に…抱っこされて…おし…ろ…に…」


俺の腕の中で揺られているうちに、赤ばらちゃんは深い眠りに落ちてしまった。


「ったく…一つ大人になっても世話が焼けるぜ。このまま城に戻りてぇところだが、あいにく俺は狼の姿のままだからな。今日は城じゃなくて家に帰る。それにそんな世間知らずの甘ちゃんじゃあ…クッ…城になんか上がったって生きていけねぇぜ」


俺の独り言など一つも聞こえてはいない。


俺の腕の中で、ただ嬉しそうに笑って眠っている。


「城に上がらなくても、綺麗なドレスを着てなくても…俺にとってお姫様は赤ばらちゃんだけだ。だから…いつかその甘い唇はこの俺がいただく。その時は…覚悟しとけ」


額にそっとキスをすると、赤ばらちゃんは眠ったままニンマリと笑った。


「さて、急いで帰るか。あんまりにも帰りが遅いと、心配した白ばらちゃんの鉄拳をお見舞いされちまうからな」


涼しげな秋の風が吹く中、俺は家路へと急ぐ。


森の中の小さな家へ。


仲間が待つ、あの家へ。