ブログネタ:大人と子供、どっちが残酷?
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このネタを見たときは『子供』って答えるつもりだった。
ずけずけモノ言うし、悪気はないし…笑って言うからね、酷い事とか…。
中学くらいの時かな?『蠅の王』って映画があって、映画は見たのかな…記憶がない。
とにかく原作は買って読みました。
以下あらすじ(うろ覚え、しかも大雑把)
子供達だけ数人が無人島に流され、子供だけの生活が余儀なくされる。
まぁ子供の適応能力のおかけで生活は無事始まるわけなんだけど、ある種の『王国』みたいなモノを作り始めて、その王国の中で子供達の中で戦争が始まる。
しかも誰も戦争の仕方なんか知らないし、教える人もいない。自分達の中で自然に始まった。
それも大人顔負けの残酷さで…。
当然死人も出る。
死人が出ても、勝者か勝つことに酔ってるから『殺した』事に気がついてないわけですよ。
どんどん争いが進んで、子供の数が減っていく中、大人が救出に来る。
大人は「子供達だけで大変だったね。もう怖くないよ」って声かけて、子供は安心感から泣いちゃう。
んで終わり。
これ読んだ時は単純に『子供って怖い…』って思った。
本能で争いを起したり、その意味もわからず勝利に酔いしれる事がね。
で、最後に泣いちゃったのは『やっぱり子供は子供だな』って単純に思った。
で、書こうかなって考え中に思い出したもう一つの本(漫画)があります。
萩尾望都先生の『残酷な神が支配する』
以下あらすじ(うろ覚え、しかも大雑把、しかも途中半端)
主人公(男の子)のお母さんが再婚して、義父、義兄、義妹(たしか)と暮らすわけですが…
義夫は妻にはすごく甘いし優しいんです…けど、その反動(たぶん)が主人公に向けられて…要するに性的暴力です。
同性愛的行為+暴力です。
この時点で私のすごく苦手な分野(同性愛的行為)なのですが、テーマが重い事と作家さんが好きだった事もあり、姉が買っていた雑誌で一通り読んでました。
でも、怖いから2回は読み返さないんだけどね(苦笑)
で、主人公はお母さんに言えない。だってお母さんは旦那さんの事すごく愛してるし、心配かけたくない。
義父の行為はエスカレートしていく。
元々あまり関係のよろしくなかった義兄に義父との関係はバレるし、義兄もまさか父が…みたいになって精神的ショックを受けるし…しかも主人公が悪いみたいな事言ってたと思う。
ところが、まさかの義父と母の死亡。
ここで義父の暴力から逃れられた~と思ったら、すでに義兄が精神的に追い詰められてて…今度は義兄が主人公に…です。
ここでも主人公が責められて(父の死について)、主人公も精神的に参ってるしで、悪循環が続いてしまって…。
残念ながら、最終回は読んでないのです。
どうなったんだろ?
でね、この漫画を思い出した時に『大人って怖い』って思った。
なんと言うか…自分の理性をコントロール出来ずにDVまがいの行為を行い、主人公の心の傷はともかくなんだけど、義兄の心に影を落としてしまったあたりがね…。
もちろん自分の息子には『よき父であり、再婚した奥さんにとってもよき夫』だったけど、本人もエスカレートして暴走する心と精神を抑えきれないほど追い詰められる何かがあったんだろうけど、愛する息子の精神まで犯しちゃったんだもん。
『蠅の王』のラストで子供が泣いたシーンも、今色々深読みすると『泣いた事が怖い』
あの涙は安心して泣いたのか
自分のした事に気がついて泣いたのか
自分は子供なんだと思って泣いたのか
泣いても失った仲間も、犯した罪も何も解決しないって気がついて…今更だけど怖くなった。
子供が何も知らなくて『残酷』なのであれば
大人は抑える術をしっていながらも、誘惑や弱さに負ける事が『残酷』だ。
私は残酷行為の元は『保身』だと思う。
自分の身を守るために取る行動が一番『残酷』だと思う。
それが力であれ、言葉であれ…自分を守るために発するそのエネルギーが人を傷つけると思う。
だから弱者も強者も関係ない。
残酷な神は自分に中にいるのだから…。

