真夜中のMail | ethlinの煩悩毛だらけ

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煩悩さらけ出し日記

深夜2時、大好きな人から「会いたい」と言われたら? ブログネタ:深夜2時、大好きな人から「会いたい」と言われたら? 参加中
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深夜2時

寝てます。

こんな時間にメールが来ても、たぶん起きない。


電話なんかかけらられたら…うるさいから切ります。もしもしも言わず。

万が一電話に出たら、

不機嫌+怒り+寝起き=おっさんヴォイス

で恋が終ります。


でもいいんだ。

それで切れる縁ならそれまでだろうし。

ドライ上等。

目も乾いてるから(←関係ない)


反対に自分がメールするとしたら…

絶対にない

出来ない

いくら躊躇したとしても送信ボタンが押せまい。

そしてそんなかわいい甘え行為をするには、杉本彩か石田純一のところで恋愛修行をせねばなるまい。




ここから兄妹妄想スタート。

薄桜鬼の完全二次創作です。苦手な方はここで脱出してください非常口

また 兄ぃ 兄 妹で妄想してみる  ←前回のお話、壮絶な兄妹げんかが繰り広げられています。

佐之助 長男

総司 次男

ethlin 末っ子で長女

ブロ友の沙雪さんが、総司の彼女です。


メールメールメールメールメールメールメールメールメールメールメールメールメールメールメールメールメールメールメールメールメールメールメール


「ただいま…」

暗い顔をして、妹のethlinが帰ってきた。

「お帰り。早いね?」

聞かなくても顔を見ればわかる。土方さんと喧嘩したんだろうな。

「うん…土方さんと喧嘩した…」

「ふうーん」

ethlinが悪かったんでしょ?

「私が悪かったんだけどさ…」

謝れなかったんだよね?

「ごめんなさいが言えなかった…」

「まぁ…そんな日もあるんじゃない」

ありきたりな慰めの言葉を一応かけてあげるけど、気が晴れるわけないよね?

「もう…いい…。連絡こなくても…仕方がないし…。謝りたいけど…言えない。」

ethlinはがっくりと肩を落として部屋に行った。

もっと素直になればいいのにと、いつも思う。

昔から甘えるのが下手で、いつも不器用な僕の妹。

すぐに感情が出るかと思えば、肝心な時には感情を隠してしまう。

「あれは三年ほど砂糖ツボにでも浸けとかないと、到底甘えられないんだろうな」

僕はポケットから携帯を取り出し、沙雪へとメールを打った。





「今日はethlinの部屋で一緒に寝ていい?」

「今日は沙雪ちゃんとデートじゃないの?」

「うん。都合が悪くなったから延期」

本当は僕が泣く泣く断ったんだけどね。

「つーか…何で総司と一緒に寝ないといけないわけ?」

適当にあしらうつもりなのか、本に目線を落としたまま顔を上げない。

「人肌寂しいから」

笑いながら答えると、予想通り本の角で殴りかかってきた。

「それならどっか外に行け!この馬鹿!!」

手首を掴んで攻撃を止めたものの、この後足蹴りや頭突きされることもわかっている。

攻撃を封じるために、あえて優しく抱きしめてあげる。

「たまには昔みたいに一緒に寝ようよ」

「やだ…総司は絶対に先に寝るもん。そしたら寝息が煩くて、寝られなくなるもん」

そっちの理由か…。

いい年して恥ずかしいって言うのかと思った。

「先に寝ない。ethlinが寝るまで起きてるから…」

優しく頭を撫でてやると、大人しく僕の肩に頭を乗せて呟く。

「うん…じゃあ…いいよ…」

土方さんと喧嘩したことに気が落ち込みすぎて、気持ちが滅入っているんだと思う。

たぶん土方さんとけんかしたのは初めてだろう。

僕の対して感情むき出しのethlinも、好きになった相手には、本当の自分を隠してしまう。

本当に世話の焼ける妹だな。





枕の下の隠した携帯のバイブ音で目が覚めた。

午前二時。

隣のethlinはぐっすりと眠っている。

そっとethlinの携帯を手に取り、アドレスを開く。

「こんな夜中に悪いけど…」

黙って文字を打ち、ざっと読み返して、送信ボタンを押す。

「これでなんのアクションもなければ…クス…まぁ、僕としてはその方がいいけどね」

携帯をそっと元の場所に戻し、静かにベットにもぐりこんだ。




「…ねぇ…」

「ん?なに?もう朝?」

機嫌悪そうなハスキーヴォイスで返事をして、時計に手を伸ばす。

「まだ3時くらいじゃん…おやすみ…」

「ねぇ…なんかさぁ…家の前に誰かいるんだよね」

さらに不機嫌な顔をして起き上がる。

「そんなの…総司が見てきてよ。男なんだからさ…」

「でもさぁ…ethlinの部屋の窓に小石みたいなものぶつけてるし。ちょっと窓から覗いてみてよ」

途端に真っ青な顔になって、僕にしがみついてきた。

「やだ…怖いよそんなの!!窓から覗いた瞬間に、撃ち殺されたらどうんすの!?」

撃ち殺されるって…

あまりにもおかしくて、笑いが込み上げてくるのを我慢しながらethlinの顔を見る。

本当に怖いらしく、目には涙がたまっている。

「とっ…とにかく…総司が先に覗いて。じゃないと嫌だ、絶対にいや、怖い」

「仕方ないなぁ」

渋々ベッドから降りると、ethlinは僕の後ろにぴったりとくっついてくる。

「興味あるなら先に見たら?」

「い・や・だ」

窓際にぐいぐいと押しながら、自分は僕の背中に隠れようと必死だ。

黙ってカーテンを少しだけずらし、外をそっと覗いてみる。

「誰もいないよ」

「ホント?」

「うん、ホントホント。ほら」

ethlinの後ろに回り、カーテンを開けてやる。

「……なんで?」

窓の外を見ながら呆然としている。

「会いたかったんじゃない?」

「私…こんな時間に来ても寝てるよ」

ちょっとだけ声が震えているのがわかる。

「でも、今は起きてるでしょ?」

僕はethlinに上着をかけてやり、そっと背中を押してやる。

「とにかく行ってきたら。まさかこんな時間に僕に会いに来るわけないでしょ?ethlinが出て行かなかったら、あの人絶対に、朝まであの場所にいると思うよ」

「…」

「嫌いな子のために、こんな時間にバイク転がしてまでして来ないよ。あの人は」

「…うん」

真っ赤な顔をしながら部屋を出る。

でもすぐに戻ってきて、僕にこう言った。

「中から玄関の鍵閉めないでよ」

そして慌てて階段を下りていく。

「行ってらっしゃい。僕としてはそのままどこかに連れて行ってもらった方が面白いんだけどな」

あくびを一つかみ殺し、ethlinのベッドに潜り込んだ。





少しうとうとしていると、ethlinが部屋に戻ってきた。

黙って自分の携帯をチェックして、ベッドの中に潜り込む。

外の空気をまとってきたからか、布団の中が少しひんやりとした。

「総司…」

「ん?」

背中越しに声をかけられる。

「なんで…」

そう言いかけて、言葉を飲み込む。

「怒らないの?勝手に君の携帯から土方さんにメールしたのに」

少し黙って、冷たくなった身体をすり寄せてくる。

「ありがと」

「ん?」

「総司…ありがとう…」

ethlinの方に向き直ると、半泣きの顔で笑っていた。

「仲直りできた?」

「うん…」

「じゃ・・・よかった」

大切な妹の泣き笑いの顔を胸に押し付けて、僕らは静かに眠りについた。





~あとがき~

前回壮絶な兄妹喧嘩を繰り広げた二人ですが、今回のテーマは『兄妹愛』

総司が妹をどう思っているのか、総司目線で書きたいなと思いました。

兄妹妄想はもう少し続きます。