ブログネタ:この春、旅行に行くとしたら?
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北上する桜前線と一緒に、北へ北へ上がって新選組の史跡めぐりをしたいです。
最終目的地は函館、五稜郭です。
長い旅になりますが、土方歳三が歩んだ道のりを、桜と共にたどって行きたい。
彼が何を思いながら北の大地へ渡り、そして消えていったのか…本人のみ知ることです。
だからいろいろ妄想しつつ辿って行きたい。
答えは彼を愛する人の数だけあると思います。
函館の桜が散ったら旅はおしまい。
実現できそうにないですが、とても贅沢な充実した旅になりそうです。
ここから薄桜鬼妄想スタート
苦手な方は脱出してください。























「総司さん、どうしたんですか?ぼんやりして」
「ん?」
僕は小さく笑って、千鶴の身体を引き寄せ抱きしめた。
「ここにも春がきたんだなって思っていたんだよ」
京に比べれば遅い春だが、この地にもやっと桜の咲く季節が来た。
「私は春が一番好きです。総司さんに似合うから…」
「僕も春が一番好きかな。過ごしやすいし…。でも千鶴と一緒なら、暑くても寒くてもいいや」
ふと春が好きだと言っていた、あの人の事を思い出した。
正直どうでもいいんだけど、ちょっとだけ心に引っかかった。
「どうしたんですか?」
千鶴が心配そうに、僕の顔を覗き込む。
「ん~ちょっとね…土方さんの事を思い出したんだ」
確か蝦夷に向かったって聞いたけど、あの人どうしてるんだろう。
「まぁ…僕には関係ないけどね」
ただ、この花の潔く散る姿があの人に似ているとそう思った。
紅く白く咲くこの花の散っていく様が、あの人の生き方に似ていると思った。
「だったら…」
遠い北の大地に向けて僕は一人呟く。
「近いうちに会えるのかもしれませんね。僕には迷惑な話だけど」
でも少し
僕はもう少し
愛おしい君と一緒にいたい
「だから迎えに来るなんて、野暮な事はしないでくださいよ」
珍しく沖田さんが土方さんを想うお話です。
沖田さんのダークエンペラー(笑)じゃないお話を書きたかったのです。
そして沖田さんは土方さんを嫌いじゃないはず(好きでもないが)という私の思いを書きました。