Siesta ~ 朝寝坊とうたた寝~ | ethlinの煩悩毛だらけ

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煩悩さらけ出し日記

朝の二度寝と昼寝、どっちが気持ちいい? ブログネタ:朝の二度寝と昼寝、どっちが気持ちいい? 参加中
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気持いいのであれば昼寝お昼寝

だって、朝の二度寝は気持いいけど、悔やむ事多しだと思いませんか。

① あと一時間…が起きたら「うわっ一時間半も寝ちゃった~汗遅刻汗遅刻」

② 「あー…このまま寝ていたい。会社行きたくない」

といった感じになること間違いなしです(自分にとっては)

休みの日の朝の二度寝は、お昼前まで寝てしまったりして、堕落感がぬぐえません。

昼寝は休み時間のほんの5分でもリフレッシュ出来るので、気持いいのはやっぱり昼寝です。




ここから薄桜鬼妄想スタート。

苦手な方は脱出してください非常口



昼寝昼寝昼寝昼寝昼寝昼寝昼寝昼寝昼寝昼寝昼寝昼寝昼寝昼寝昼寝昼寝昼寝昼寝昼寝昼寝昼寝昼寝昼寝


「千鶴!!いつまで寝てやがる!!今日の食事当番はお前だろう!!」

大きな罵声とともに掛け布団が剥ぎ取られ、寒さが身にしみる。

次の瞬間には敷布団ごとひっぱられ、ひっくり返された。

「あれ?朝?」

頭がまだぼんやりしていて、状況がわからない。

「まだ目が覚めねぇのか?」

頭上から冷たい声が聞こえるけど、誰の声だっけ?

見上げると背の高い美丈夫が、イライラと立ち尽くしている。

土方さんだ…。なんでここにいるんだろう?っていうか私…。

冷たい空気にさらされているうちに、頭がはっきりとしてきて…

「あ!!食事当番!!」

やっと自分の置かれている立場に気がついた。

「やっと気がついたか。さっさと準備しろ」

そういい残して土方さんは部屋を出て行った。

あーやっぱり二度寝なんてするんじゃなかった。後悔は先にたたず。

私は大急ぎで着替えて厨へと走り出した。



「今朝は失敗しちゃったな…」

食事当番は私と平助くんで、平助くんは私をとがめる事はしなかった。

でも、食事の準備が遅れれば、食事を取らずに隊務に出る隊士の人もいるわけで…。

「はぁ…居候の上、ただ飯喰らいの身だし、父様探しが難攻している今、出来ることといったら屯所の掃除とか、雑務とか繕い物とかしかないし」

父様が薩長の人たちと一緒にいたという情報を得ても、それ以上事が進むことはなかった。

そして風間さんが私を狙っていることがわかってから、巡察について行く事も出来なくなったし。

「嫌になっちゃうな…」

繕い物を横に置き、ごろりと横になって庭を見つめる。

「横になって見ると、いつもとちょっとだけ違う風に見える…。日差しが暖かいし、たまには廊下で寝転がってみるのも気分転換になっていいな…」

そう独り言を呟きながら、少しだけ目を閉じてみる。





「おい?千鶴?大丈夫か?」

茶を頼みに千鶴の部屋を訪れると、千鶴は部屋の前の廊下で横になっている。

何度か揺さぶってみたが、どうやら熟睡しているようだ。

「疲れてんのか…。朝も寝坊してたからな。まったくこんなところで眠っちまったら風邪ひくぞ」

起こさないようにそっと抱きかかえ、部屋まで連れて行ってやる。

横にして布団を掛けてやると、気持が良かったのか海老のように丸まった。

「何時も悪いな。感謝している…。って本人に言えばいいんだが、生憎と口下手なんでな」

そっと頬を撫でてやると、身じろきをして「うーん」と唸った。

「土方さん…」

起こしたかと思いぎょっとしたが、どうやら寝言らしい。どんな夢を見ているのかわからねぇが幸せそうな寝顔だ。

「…お団子…もう…食べられない…です…」

「団子の夢でも見てんのか?」

笑いをかみ殺し、静かに立ち上がり廊下に出る。

廊下には隊服を始め、着物が山積みになっている。中には死んだやつの着物もある。明日命を落とすやつの隊服もある。それを千鶴は黙々と繕い直す。無駄だといっても手を休めない。

「私にはこのくらいしか出来ませんから」

そういって小さく笑う。

そして、そうやって小さく笑う存在に何度救われてきたのか。

「団子でも買ってきてやるか…」

俺は小さな笑みを残し、千鶴の部屋を後にした。