花霞 ~花の宴~  其の一 | ethlinの煩悩毛だらけ

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煩悩さらけ出し日記

「もう酔っ払ったのか。ふん…所詮虫けらは虫けらどしかないらしい。酒の飲み方も知らぬとは…」


「うるせぇ…まだ酔っ払ってねぇ…」


「まぁまぁ、二人とも、せっかくの酒の席で争わない」

きっかけは忘れたが、何故か人間どもと盃を酌み交わしている。


大方、天霧の提案だったのだろう。


酒の席に集まったのは三人。


土方歳三、原田佐之助、そしてこの俺だ。

秘蔵の酒を呑ませてやったが、土方はどうやら酒に弱いらしい。


程なくして、舞散る桜の花びらよりも紅く染まってしまった。

「憎まれ口が叩けるのなら、まだまだ呑めると言うことだな…」

「あったりめぇだ…」

原田もかなり酔いが回っているようだが、腹の傷を見せびらかすなどまだ余裕があるらしい。

「風間さんよ…。あんたでもそんな顔するんだな?」

原田がニヤニヤと意味ありげに笑う。

「どういう意味だ?」

「あんたがいう、虫けらどもと酒を呑んで、楽しそうだって事だよ」

そういって原田は盃を一気に煽った。

「わりぃけど、俺、巡察に行く時間だからここで抜けるわ」

ふらりと立ち上がり

「土方さん、頼むな」

と言い残して去っていった。

「この俺に命令する気か…」

ちらりと土方の方に目をやると、静かに寝息を立てている。

「酒の飲み方も知らぬくせに…。起きろ、凍死するぞ」

春とはいえ、夜は肌寒い。


放っておけば、朝には冷たくなる。

「まぁ…それも所詮、紛い物の鬼であるお前に相応しい・・・」

そう呟き、はらりと舞う桜の花を眺める。


花びらが幾度も土方の頬を撫でても、土方はピクリとも動かない。

「起きろ…」

命令したところで、起きるハズがないが・・・。

「まったく…これだからまがい物は…」

羽織をそっとかけてやる。

「酒の席で死人が出るなど…面白くないからな…」

隣に座り、一人で酒を注ぐ。

「身体が火照るほど…呑まねば、こちらの身がもたんな…」

たまにはこんな宴も悪くはない…。









ゆきち さんのブログでみた、三人の酒呑みイラストで妄想してみました。


実際の妄想は、毛布かけてあげてます(笑)。


SSではカッコよく羽織をかけてあげました。


最近私のなかで、風間さんの株が上がってきてますが、なんかお母さんみたいな(笑)


割烹着着て、おしゃもじもってしゃもじご飯


「順番に並べ…飯は逃げん。まったく…ろくに飯も食っていないのか…。天霧、飯の追加だ(←自分は作らない。よそうだけ)」


って言って欲しいかもああっ