事前情報で聞いていことと、恐ろしいほどの差異。

つわりも、ケンカも、いさかいもなく、出産一か月前を迎えました。

 

その頃には、妻は産休に入り、私だけが勤めに出ていました。

妻は妻なりの不安があったようですが、平穏無事に、時が過ぎます。

 

出産一か月をきったあるとき、ちょっとしたことがありました。

それは、知人から頂いたベビー服を洗濯したときのこと。

 

元々、掃除や洗濯、家事が好きな方でした。

※そういう風に育てた母には、今でも感謝しています。

その日もいつものように洗濯を行い、ハンガーに洗濯物を干していました。

 

ふと、出産予定のベビー服を手に取りました。

 

いつの間に洗濯へ回したのかという思いが、半分。

こんなに小さい服をまとう命を預かるのだという思いが、半分。

と、それ以上。

 

小さなことですけれども、親になることを感じた瞬間でした。

 

それは、実際の娘と出会うまで、一か月を切る頃でした。