synesthesia . | オーバー・ドーズ・スピーカー

 synesthesia .



わたし
生きてるなあー

ただ生きてるなって
思う


生まれたままの髪とか
不器用な指とか

そういうものに憧れて




どうして人は鮮やかな色だけを愛せないんだろう

褪せてゆくことそれすらも美しく思えるんだろう

泡沫を末期を終わりへ向かうもののすべてを

記憶したいと願うのだろう




あんなにも緩やかな光の朝も薄れて

こんなにも不安な夜を迎えまた繰り返す

多くが愛しているものがそれなら

白にも黒にも染まれない

哀れな泡沫をわたしは愛したい



共感覚



あーわたし泣きそう
音楽そのものでもアートそのものでもなくこれで

共感覚者たちは自分が特別な感覚を持っているということを大概知らずに暮らしている
自分が感じているのと同じように誰もが
文字に色を感じ、音に色を感じ、形に味を感じ、温度や質感を感じていると思っている


「共感覚は色覚障害や絶対音感などと同様で本来受容器が受け取った情報を違った知覚として認識する症状」


神経症や精神的な病気とはされていないそうだ


あなたの周りに学校に職場に
いつでもノートに不思議な模様を描いている人がいたら
理解し難い話をしてくる人がいたら
ぼーっと空を眺めている人がいたら
それは数少ない人たちだけど共感覚者なのかも知れない
もしくはまた別の素敵な才能を持っている人かも知れないよ


変な人だな、で終わらせないように
わたしは知識を養う



共感覚の人たちが集まって何かひとつのものを創造したのなら
それはどんな表現になるのだろう

きっと美しく素晴らしいと思うな、




ふつうに暮らしていたんじゃ見えない世界がたくさんある
これだけじゃなくもっともっともっとある
だからわたしはいつも時間が足りない、と思う
まだ探すことすらしていないものが世界に溢れているんだ
知らないことだらけで暮らしてるんだ

だからわたしは誰かにあなたにあの人に
伝えたいときに伝えたいことを素直に伝えたい
そう思うんだよ



わたしの言葉は
誰かに届いているかな ?




同じ感覚を持った「誰か」を探す旅

それは心の底を綱渡りするみたいにどきどき



地球の裏側に生きている人かも知れない
宇宙の裏側に生息する別の生物かも知れない
この瞬間にも生命を失った何かかも知れない
まだ生まれたことのないそれかも知れない
どこかにいるかも知れない
どこにもいないかも知れない
それはわたし自身だったりするかも知れない


わたしが
わたしなんかが
思うことだけど


伝えたいな、それだけの想いで
見たこと知ったこと書いたこと
まだ短いまとまらない言葉だけど
とある出版社に応募してみたりしてます


外部とコンタクトを取ろうとなんぞしているのです


わたしはずっと自分のためだけに表現をしていきたいと思ってそうしてきた
わたしの感情を内側をはっきりとした形にして物質にして眺めたいと思っていた

これってナルシズムの一種かなあ


だけどいつの頃からか伝えたがりになって
理解されるのはまだこわいけど
共有して欲しいとも思うようになった

これはどういう心の変化なんだろう






世界は狭くて
世界は広くて
世界は孤独で
世界は幸福で
世界は生きづらくて


世界はときどき美しい


そのときどきに触れていたいから

わたしはときどきじゃない部分だってきちんと見ていくよ




夜が明ければ朝になり
朝が巡って夜になる


その単純な繰り返しさえ尊く感じるとは
わたしはどうかしてしまったんだろうか




とにかく

「atmosphere/アトモスフィア」

っていう曲を作っているんです

意識も浮きそうなこんな時間に




ライブしたーーーーーい


とぶ、とぶ