自分の中に、色んなかけらがある。
自分が「これが自分だ」と思っているかけら。
自分が「こんなの私じゃない」と拒絶したくなるかけら。
他人から「これがあなただ」と見せつけられるかけら。
そのかけらは、私の心を作っている、大切なパーツ、パスルのピースのようなもの。
最近、色んな事があって、自分の中に、「こんなの私じゃない」と思ってしまうかけらがあった。
そのかけらは、私が拒絶すればするほど、邪魔だと言えば言うほど、なおさら存在を主張して、心の中で星のようにきらめいて、私は辛くて、さらにそのかけらを嫌なものだと思ってしまっていた。
そんな私は、機会に恵まれて、大切な友人に相談することが出来た。
そして、その拒絶するたびにきらめくかけらは、これまでカウンセリングを受けたり、自分なりに学んできたりしたことで、やっと姿を見せることが出来るようになった、大切な私の、まっすぐ素直に生きようとする私のかけらだってことが、解った。
私は、そんなかけらを、邪魔だと拒絶して、放り出して、そっぽを向いてしまっていた。
私は、その友人に守られた空間の中で、そのかけらを抱きしめて、「いていいよ」って、「有難う」って、「ごめんね」って伝えて、自分の中に迎え入れることが出来た。
涙があふれて、嬉しくて、そんな時間が流れた。
そんな体験の後、HSP(ハイリー センシティブ パーソン)という気質があることを、友人から教えてもらった。
日常の出来事や人間関係に対して、敏感になってしまっている。
そして、HSPカウンセラーという資格があり、HSPの気質を活かしながら、カウンセラーとして歩んでいける道があることを知った。
自分の足元が、明るくなった気がした。