ふと、立ち止まって、周りを見てみると、あれ、と気がついた。

 

いままでの景色が、いつの間にか、少しずつ、変化していて、自分でも気がつかないうちに、違う景色に変わっていた。

 

そのことに、今、ようやく、気がついた。

 

もとの景色が鮮明に、脳裏によみがえる。

 

こんなに違う景色なのに、どうして、変化していることが途中で分からなかったんだろう?、って、自分と向き合ってみた。

 

出てきた答えに、打ちのめされた。

 

それは、自分しか見えていなかったから。自分が真ん中だったから。

 

だから、周りが変化していることに、気がつかなかった。

 

今までと、少し違う、という、ほんの小さな変化にすら、気がつかなかった。

 

「○○(私ではない)は、素直かけん」

 

「あなたは、ぜんぜん謙虚じゃない」

 

ここまで来る途中で、ある方が声を掛けてくださった、更にある方が手をとって引き戻そうとしてくださった。

 

それでも、私は、ここまで来てしまった。

 

 

あの時、声を掛けてくださった方、手をとって引き戻そうとしてくださった方、ごめんなさい。

そして、本当に有難うございました。

 

素直に、謙虚に生きる。

 

そのことの大切さを、今ほど痛感したことはない。

 

私は、これから、素直に、謙虚に生きるために、具体的にどうするだろう?

 

その答えを、これから、常に意識して自分と向き合い、周りの皆さまの声に耳を傾けながら、毎日を振り返ることで、見つけたい。