日曜日。
雨ですね。
先週応募し終えて、いつものように反省だらけで、今回もまた明らかに「出しただけ」案件に終わってしまったという後悔ばかりがモヤモヤ、モヤモヤとして、もうね、いい加減にしろよ俺、というね。
まあ終わったことはもういいね。
とりあえず、日曜日がまた来た...ということで久し振りに映画を満喫。
今日は1970年、私の生まれた年に公開されたアメリカ映画「大空港」をチョイス。
思えば子供の頃父母が「エアポート、エアポート」と言っていたような記憶が...
という訳でこの「大空港」はのちに続く「エアポート」シリーズの第1作、ユニバーサルはシリーズ計4本作ったということで、当時流行った「パニック映画」の走りだったということらしい。
そういう訳で原題は“AIRPORT”、空港を舞台にしたグランドホテル形式の群像劇なのだが、ひとつの「事件」を軸にそのそれぞれ悲喜交々の人間ドラマが展開するという、しかもそれがオールスターキャストで描かれる、まさに当時の娯楽超大作といった趣き。
バート・ランカスター扮する空港長の夫婦の不和、ディーン・マーティン扮する機長の不倫、ヴァン・ヘフリン扮する心の病を持つ乗客とその妻、とメインに三組の夫婦、男女の関係性を巧みに絡ませつつ、クライマックスには航空機の「パニック」に収束していく。
その他のキャラクターもそれぞれ個性的で、いわゆるどのキャラも立っているという意味でもまさに安定感抜群。
ジーン・セバーグとジャクリーン・ビセットの美しさも魅力のひとつ。
もうね、古い映画だしね、あれこれ言うのは野暮だしね、まさにこれぞ古きよき娯楽作、まさに教科書通りの作品なんだけど、CGで何でも描ける今とは違った当時ならではの「制約」がある分、しっかり人間ドラマが描かれているという、これもまたいい勉強になったように思う。
ちなみにこの第1作以外の3作品がAmazonプライムで観られるということで、近いうちに挑戦したいところ。
さて、余談だが参院選が公示された。
個人的には自公維の数が少しでも減り、立憲野党の躍進をただただ望む。
格差のない社会、不寛容ではない社会、多様性を共に認め合う社会であってほしいもんね。
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