日曜日...じゃなくて、土曜日。

 

連休をいただけた。

 

ていうか、もうやってらんねえ、こんな仕事!

 

 

...いや、スイマセン、冷静に、割り切って、あくまでも生活のためだけの、私にとっては仮の仕事...そう、割り切って、割り切って。

 

 

 

 

という訳で、スカッとしたい...映画だ、娯楽映画だ。

 

 

 

Amazonプライムビデオが007シリーズの配信を復活させた。

 

ていうかさ、いつの間にか配信終わらせちゃっててさ、結局第3作の「ゴールド・フィンガー」までしか観られなくて憤慨してた。

 

そういえば「新世紀エヴァンゲリオン」も配信が終わってる...まあこれは全話観られたんだけどさ。

 

 

いまだに何だか、ブレブレなAmazonプライムビデオ。

 

 

 

まあいい。

 

 

という訳で今日は007です。

 

 

今日観たのは1995年の第17作、ピアース・ブロスナン初登場の「007 ゴールデンアイ」。

 

 

ええと、少し前置き、長くなります。

 

 

 

007は、私にとっては子供の頃にロジャー・ムーアの作品をテレビでいろいろ観ていた記憶が一番鮮明で、その中でも「私を愛したスパイ」のロータス・エスプリが強烈な印象として残っていたが、それに対して私の両親はタイムリーにショーン・コネリー時代に劇場で体験した話をやたらと熱く語っていて、ボンドはコネリーでしょ、いや、ムーアだよという「論争」をしたことが懐かしい。

 

 

その後私も上京し、ひとり暮らし...レンタルビデオやら何やらで満遍なく007シリーズを観てきた訳だが、確か21世紀になるかならないかの頃に、NHKの衛星放送(!)で第1作「ドクター・ノオ」からティモシー・ダルトンの2作品までを一挙に放送した際に、改めて「体験」したことで、このシリーズを少しだけ分かったような気になっていた。

 

 

まあでも、シリーズは落ち目なのは何となく感じていたし、ピアース・ブロスナンで心機一転した際にももちろん、劇場に足を運ぶということはしなかった。

 

 

ただなぜか2000年、ブロスナンに代わって第3作目にあたるシリーズ第19作「ワールド・イズ・ノット・イナフ」を劇場で観ている。

 

これが私にとって初めて劇場で観た007になった訳だが、まあそれはね、当時足繁く通っていたヴァージンシネマズ市川コルトンプラザの、特別料金を取ってていろいろと高級なプレミア・スクリーンで「お試し」ということで通常料金で観られるよというので、思わず飛びついた、ただそれだけのことだったんだけどね。

 

 

まあでも、その時はああ、007だ、ブロスナンになっても普通に007なんだなと、特別に思いをいたすこともなかった訳で、それ以降は他のブロスナン作品には全く興味も示さなかった。

 

 

やがて時は過ぎ、2006年...新しい、5代目ボンド、ダニエル・クレイグの登場で私の007に対する思いが一変する。

 

 

おお俺、これ、好き...007、凄い、ダニエル・クレイグ、凄い。

 

 

もうすっかり「007/カジノ・ロワイヤル」の虜になっていた。

 

その後紆余曲折あって計4作品、ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドはすべて劇場で観て、DVD、Blu-rayを所有するほどのめり込む...まあでも、ぶっちゃけ新作がやって来るごとに期待のハードルは高まるも、それに反して満足度はしぼんでいき...その繰り返しで「スペクター」まで来たという印象で、結局ダニエル・クレイグは「カジノ・ロワイヤル」が最高、いや全ての007シリーズの中でも一番好きな作品が「カジノ・ロワイヤル」というのは今でも変わらない。

 

 

まあこういうことを言うと往年のボンド・ファンから失笑を買いそうだけどね。

 

 

 

という訳で私は割と007シリーズが好きで、いろいろ観てきたんだけど、なぜかブロスナンの4本のうち3作品を観ていなかった訳で、それをね、観よう、観ようと前回の配信の際に思っていたら、いつの間にか配信終了...そりゃないぜ、Amazon。

 

 

 

...と思いきや、黒澤明監督の命日の9月6日に配信再開...おっと、またいつ終わるかわかりゃしない、観なきや、ブロスナンのボンド。

 

 

 

...ごめんなさい、長くて。

 

 

で、今日ようやく「ゴールデン・アイ」を観たという訳であります。

 

 

監督はマーティン・キャンベル...おお「カジノ・ロワイヤル」の監督じゃん!

 

 

改めて調べてみると、娯楽作を手堅く撮っている職人気質の監督さんという感じで、私は他には「バーティカル・リミット」を観ていた(これも当時市川コルトンプラザで)のと、アンジェリーナ・ジョリーの「すべては愛のために」というのも観てた。

 

 

まあでもさ、やっぱり「カジノ・ロワイヤル」のイメージがあるので期待して観てみた。

 

 

...あら、無難な感じだ。

 

 

ウィキペディアによると、低迷してたシリーズがこの作品でよみがえり、興行収入、批評家の反響共に巻き返したのだそうで、その後もブロスナンでの作品は押しなべて好調を維持したようだ。

 

 

...スイマセン、観てなくて。

 

何だろう、これまでのコネリーのカラーとムーアのカラーを足して2で割った感じというか、いいとこ取りというか、更にブロスナンのアクションが加わってパワーアップ、で、全体的にまさに無難な007。

 

 

ピアース・ブロスナン、見た目は思いっきり二枚目だが、強烈な個性で押すタイプでもないみたい。

 

 

まあでもやはりコネリーのセクシーさとムーアのユーモア、どちらもうまい具合に表現しているという意味では、キャスティング、成功だな。

 

 

作品全体は、95年の作品ということで、正直強烈な印象は残らなかったかな。

 

ホント、いい意味で肩の力を抜いて楽しめる娯楽作、これぞ007、そんな感じ。

 

 

 

「カジノ・ロワイヤル」で強烈な印象を残したジュディ・デンチの“M”だったが、この作品から演じていたんだねえ。

 

今回は顔見せだけという感じだったけど、このあとの3作品で活躍するのかな...あ、そういえば「ワールド・イズ・ノット・イナフ」を観ているのに...覚えてないな。

 

 

...これまた、スイマセン。

 

 

 

観たことのある「ワールド・イズ・ノット・イナフ」も含めてあと3作、イッキに観てしまわないと、Amazon、いつ配信終わらせるか分ったもんじゃない...早いとこ観なきゃ。

 

 

 

...って、これって結局Amazonの思惑通りに振り回されているってことなのか?

 

 

 

まあいいか。

 

 

観たいんだ、観ればいいじゃん。

 

 

余談だが、アメーバブログ、この新しいブラウザになって使いづらいったらありゃしない!

 

 

使いづらいんならGoogle chromeで書けって言ってきやがるし。

 

 

ちょっと、嫌だね。

 

 

 

もうひとつ余談だが、私が上京した91年以来25年ぶりに...広島東洋カープが...

 

 

 

優勝するぞ、今日‼